ブックマーク / heatwave-p2p.hatenablog.com (21)

  • 施行から1年9ヶ月、ダウンロード違法化を振り返る―罰則導入議論は時期尚早では - P2Pとかその辺のお話@はてな

    先日、「MIAU Presents ネットの羅針盤」というニコニコ生放送の番組に出てきました。テーマは「徹底検証!違法ダウンロード刑事罰化」。視聴してくれた方、ありがとうございました。まだ見てないという方、ニコ動のプレミアム会員ならタイムシフトでどうぞ。 今回のエントリは、ネットの羅針盤に出たのはいいんだけどあんまりうまいことお話できなかったので出演のために用意しておいた資料(+補足)をここに上げておくよ、というお話。 ダウンロード違法化から1年9ヶ月、2年と経過せずして違法ダウンロードへの刑罰付与議論が進められているけれども、ダウンロード違法化の評価・検証が十分に行われているとは言いがたい。そこで、ダウンロード違法化とは何だったのか/何なのかを振り返ってみる。 ダウンロード違法化 2010年1月1日、改正著作権法が施行され、著作権法第30条1項3号にて、違法送信と知りながら音楽・映像ファ

    施行から1年9ヶ月、ダウンロード違法化を振り返る―罰則導入議論は時期尚早では - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • CDが売れなくても音楽産業は活況、ってそれ10年ももたないんじゃ? - P2Pとかその辺のお話@はてな

    ■ CDが売れない、でも音楽産業は「活況」の理由 「レコード」よ、今までどうもありがとう - JBpress どうも違和感を感じる記事。「レコード産業=音楽産業」ではないのは同感なのだけれども、そう言っても音楽産業の中核をなしていたレコード産業がうまくいっていない中で「音楽産業は活発」とまでは言い切れないんじゃないのかな。「レコード産業⊂音楽産業」である以上、音楽産業から除外して考えるわけにもいかないと思うのだが。 もちろん、CDが不調な一方で、別の分野が好調だというのは間違いないのかもしれないけれど、この状況が将来的にどのような影響をもたらすのかを考えると、あまり楽観視することもできないかなぁと思ったりもする。 著作権使用料徴収額の推移から オーディオディスクが不調な一方で、インタラクティブ配信、ビデオグラムが伸びてきている。着メロに始まり、着うた、着うたフル、PC向け音楽配信、ビデオ共

    CDが売れなくても音楽産業は活況、ってそれ10年ももたないんじゃ? - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • シングルCDの時代は終わり、オリコンのシングルチャートも時代遅れに - P2Pとかその辺のお話@はてな

    レコード市場が低迷を続け、CD不況とまで呼ばれている。オリコン週間シングルCDチャートを見ても、万の桁を切ったシングルがトップ10内に入ることも少なくない。リリース状況によっては、オリコン週間シングルCDチャート第1位が1万を切ることもあり得そうな勢いだ。 ただ、シングルチャートといっても、配信を含めた総合チャートではなく、シングルCDのみを扱っているため、正直なところ、「日のシングルチャート」とは言い難いように思える。シングルに関していえば、着うたフルなどの音楽配信は、数量でも売上でも、既にCDを大幅に上回っている。日レコード協会(RIAJ)が公開している統計情報から見てみることにしよう。 CDシングルは8cm/12cmシングルの合算*1、携帯シングルは着うたを含まないシングルトラック(着うたフル)、PCシングルはアルバム購入以外のシングルトラック購入である*2。 2006年の時点で

    シングルCDの時代は終わり、オリコンのシングルチャートも時代遅れに - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 10年後もレコード音楽のメインメディアが「CD」だと思う? - P2Pとかその辺のお話@はてな

    今の音楽産業が滅びつつあるという。正確にはレコード産業の主力、アルバムCDセールスの減少に底が見えない、とでも言うべきか。とはいえ、滅びるだの死だの扇情的な表現よりは、後退、もしくは過去の規模を維持できなくなりつつあるというイメージ。CDが売れなくなってきた原因についてはさまざま言われているけども、一番には90年代後半がバブルだったんだなぁと思っていて。 ただ、これからの問題として、環境が変わっていくことも重要なポイントだと思っている。環境といっても、一言で済ませられるようなものじゃないんだけど、その中でも、リスナーとレコード音楽への触れ方について大きな変化を迎えているなぁと思っているので、その辺について少し考えてみたい。特にライトリスナーの視点からレコード音楽とCD、それらを取り巻くリスニング環境について。 10年前は、CDやMDが音楽メディアの主流だった。CDを購入して、レンタル/友達

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  • GIGAZINEさん、オンライン音楽配信をdisれるデータじゃないですよ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    GIGAZINEが変な記事書いてる。 ■ 一体オンラインで何曲売れば、アーティストは生活していくことができるのか?を表す図 - GIGAZINE 元々のデータも随分荒い感じがするけど、それに輪をかけてGIGAZINEが恣意的なデータの使い方をしている。 元の記事は、Information is Beautifulの「How Much Do Music Artists Earn Online?」って記事なんだけど*1、そもそもの文脈は、英国Digital Economy Bill(スリーストライク・スキームとか厳格なパイラシー対策を含む法案)が、ミュージシャンやアーティストのこれからを約束するものだ、なんてふざけたことを吹聴する輩がいるから、「OK、これが誰を利する法律かはっきりさせようじゃないか」って感じなのね。きつめに言えば、毎度のごとくミュージシャンだのアーティストだののためだと抜かし

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  • PeerCastを利用し劇場公開前の映画を配信した男性、逮捕される - P2Pとかその辺のお話@はてな

    P2Pストリーミング配信ソフトPeerCastを利用し、日では劇場公開前の映画「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」を配信したとして、愛媛県警は愛媛県在住の35歳の男性を著作権法違反(公衆送信権の侵害)の容疑で逮捕した。 YOMIURI ONLINEによると、容疑者の男性は今年6月28日午後10時25分から約50分間、PeerCastを利用し字幕付の同映画を自身のウェブサイトから配信、不特定多数のユーザに閲覧可能にした疑い。 動機については、「最新映画を見せたかった」(47NEWS)、「営利目的ではなく、自分が配信した映画を世界の誰かに一緒に見てほしかった」(YOMIURI ONLINE)と供述しているという。 PeerCastを利用した違法配信での逮捕は、全国でも初めてのことだという。 ライブストリーミングによる著作権侵害 先日、海外でも似たようなケースがあって、今年3月21日にペイ

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  • 利益を確保する範囲で利用を制限、それ以外は自由というスタンス - P2Pとかその辺のお話@はてな

    イースシリーズでお馴染みの日ファルコムが、同社が販売、管理する3,000曲をこえる楽曲の二次利用を可能にする「ファルコム音楽フリー宣言」を行った。 詳細はオフィシャルサイトにて確認してもらいたいのだけれど、これを見て思ったのは、こういう動きって特に今の時代だからこそ、当然の流れという気がしないでもない。 フリーにすることが当然だ、というわけじゃなくて、不利益を被らない範囲で、より利益をあげる方法を模索するという方向で著作権管理を見直す、ということ。もちろん、その利益は直接的な金銭的利益というよりは*1、ブランディング等によって得られる間接的な利益であるのだろうが、作品を可能な限り活用して最大の利益を求める、という考えは、特にユーザが主体となって作品を生み出し、その作品に注目が集まる現在においては有効だろう。 このフリー宣言で制限されるのは、ゲームでの利用と、楽曲を利用した直接の金銭的利益

    利益を確保する範囲で利用を制限、それ以外は自由というスタンス - P2Pとかその辺のお話@はてな
    taninen
    taninen 2009/06/08
    権利者にとって都合の良い著作物の運用は、一概に保護することであるとは限らない、という話。この認識が浸透すれば、二次創作問題などは大きく前進する可能性もある。
  • 大手違法着うた配信サイト開設者逮捕、と違法着うたサイトNOW - P2Pとかその辺のお話@はてな

    社団法人日レコード協会は21日(火)、公式ホームページ上で、着うた(R)、着うたフル(R)などを模した音楽ファイルを無料でダウンロードできる配信サイト『第(3)世界』の開設・運営者など2名が、京都府警察ハイテク犯罪対策室、八幡警察署、下鴨警察署に、著作隣接権侵害容疑で逮捕されたと発表した。着うたフル(R)が対象となった刑事事件は今回が初となる。 違法着うたフル(R)で初の逮捕者 音楽配信サイト『第(3)世界』が著作隣接権侵害(オリコン) - Yahoo!ニュース あくまでも今回初となるのは着うた『フル(R)』の違法配信に対する逮捕。これまで携帯向けの違法音楽配信を行っていたケースとして、2006年11月に違法着メロ配信者がJASRACより告訴され、2007年5月には着うた配信者が逮捕されている。 多くの人がこれまで何もしてこなかったの?と思われるかもしれないが、ニュースになっていないとこ

    大手違法着うた配信サイト開設者逮捕、と違法着うたサイトNOW - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • Napsterから10年、P2Pファイル共有のこれまでを振り返る - P2Pとかその辺のお話@はてな

    The Globe and Mailが興味深い特集を組んでいる。 ■ Download Decade: The Globe and Mail ダウンロードの10年、これが意味するところは、Napsterが世に登場し、P2Pファイル共有が世界中に広まってから10年が経った、ということ。ユーザにとってのP2Pファイル共有の、いや違法P2Pファイル共有の歴史はNapsterから始まったといっても過言ではない。そこからの10年間を振り返るという、なかなか意欲的な企画だ。まだ、全てを読んだわけではないが、実に面白そうだ。 まずpart 1として、Matt HartleyによるNapsterの開発者Shawn Fanningのストーリーが掲載されている。Isohuntのtwitter経由で知ったのだが、全部でpart 5まであるのだそうだ。これからの記事にも期待したい。 あと、History of f

    Napsterから10年、P2Pファイル共有のこれまでを振り返る - P2Pとかその辺のお話@はてな
    taninen
    taninen 2009/05/12
  • ライブに『生き残り』を見いだせるのは今だけなのかも - P2Pとかその辺のお話@はてな

    『ビルボード』誌の発表した高所得者リスト“Moneymakers”によると、マドンナの昨年の収入は、なんと2億4,217万ドル(約220億円)にも上るという。その大半は、世界中で大成功を収めた“スティッキー&スウィート”ツアーの収益によるもの。 (中略) アーティストにとって、今や楽曲のセールスよりもツアーによる収益の方が、総収入においてはるかに大きな割合を占めることを物語る結果となった。 マドンナ、’08年に米国でもっとも稼いだアーティストに!(VIBE) - Yahoo!ニュース Billboardの"Moneymakers"はリテール、ロイヤルティ、ライブなどなどアーティストが得るさまざまな収入を合計した金額でランキングしているとのこと。そのトップ20のリストを以下に。 2009 Music Money Makers List No Artist Total 1. Madonna $

    ライブに『生き残り』を見いだせるのは今だけなのかも - P2Pとかその辺のお話@はてな
    taninen
    taninen 2009/02/16
    ライヴで稼いでいるアーティストは基本的にメガセールスの時代の人たちだということ。ライヴに活路を見出す戦略は、あくまで既存のリソースの再利用と考えられる。
  • スリーストライク法はまだどの国でも施行されていないよ!でも… - P2Pとかその辺のお話@はてな

    この記事によると、アメリカやイギリス、フランスなどでは「graduated response」と呼ばれるファイル交換対策プログラムが実施されているそうです。 まるで恐れを知らない戦士、37%のP2Pユーザーが警告を無視してファイル交換を続けると回答 - GIGAZINE 現時点で、"three strikes""graduated response"(複数回の著作権侵害警告の後にISPがインターネット接続を遮断することを強制する)を認める法律が施行されているところってないと思うんだけど。今日のP2Pnetの記事にもあるように It (New Zealand)’ll become the, “first country in the world to implement a graduated response [three strikes and you’re out] system,”

    スリーストライク法はまだどの国でも施行されていないよ!でも… - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 音楽産業とレコード産業:2008年も続くCDセールスの減少とデジタルセールスの増加 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    やはり、というとアレだけれど、米国でのCDセールスは着実に減少を続けている模様。Nielsen Soundscanによれば、昨年2008年のCDアルバムセールスは、前年比14%減の4億2,830万枚で、ピーク時の2000年と比べると実に45%減となった。 昨年、200万枚超のアルバムヒットを記録したアーティストは、Lil Wayne、Coldplay、Taylor Swift、Kid Rockの4組に留まり、セールス第1位となったLil Wayneですら、Neilsenが調査を開始して以降、初の300万枚を切る第1位であった(287万枚)。 一方で、オンラインでのアルバム購入はますます増加を続けており、前年比32%増の6580万枚を記録した。また、デジタルセールス全体では、前年比27%増で10億曲を突破した。 しかし、デジタルセールスは好調であるものの、フィジカル(CD)セールスの低迷を補

    音楽産業とレコード産業:2008年も続くCDセールスの減少とデジタルセールスの増加 - P2Pとかその辺のお話@はてな
    taninen
    taninen 2009/01/04
  • メモ:CGMの限界と可能性 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    ■ 小寺信良の現象試考:「一億総クリエイター」という勘違いに至る道のり (1/3) - ITmedia +D LifeStyle ■ そこにはクリエイターもコンテンツも存在せず、ただうp主と神動画が存在するのみ - E.L.H. Electric Lover Hinagiku 上記の記事を読んで思ったことの殴り書きメモ。一気に網羅できるものではないだろうけど、いつから続きを書きたいな。 CGMの向かう先には… CGMには個々人のリソース*1の集積が必要 コミュニティ内のマジョリティ(集合的により多くのリソースを投資できる人々)がコミュニティ内のメインストリームとなる "fun(楽しさ)"によってドライブされるストリームは制御し難い 高い凝集性は素晴らしいエクスペリエンスを提供する CGM内のマイノリティは放逐される(個人の消極的選択の結果 and/or マジョリティの排他性) CGM内のコ

    メモ:CGMの限界と可能性 - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 音楽業界にアニソン旋風が吹き荒れているらしいので、シングルCDチャートについて考えてみるよ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    音楽業界に“アニソン旋風”が到来中だ。音楽チャートの上位をにぎわすアニメソングが相次ぎ、有名ミュージシャンがプロデュースするアニソン歌手も登場。 カナダ人女性が歌手デビューへ アニソン旋風、海越えて(フジサンケイ ビジネスアイ) という記事を読んで。『旋風』とかいう言葉を聞いた時点で雲行きが怪しいなぁと思えるのだけれど、それは置いといて。この記事への反応として、痛いニュース等を見てるとなかなか面白かった。色々と気になるところもあるのだけれど、今回はシングルCDチャートが以前と比べてどう変わったのか、というお話でも。 8 名前: さやえんどう(鹿児島県)[sage] 投稿日:2008/11/01(土) 16:03:37.95 id:xcJ3+5RW ×アニソン旋風到来 ○業界の規模が縮小したからランキングに現れるようになっただけ たぶん、半分は当たってるんだろうなぁとは思うけれど、業界全体の

  • DRM問題ってAppleをどうにかしなきゃいけない問題では… - P2Pとかその辺のお話@はてな

    映画スタジオ、デジタル端末メーカー、電子機器販売業者などで組織するデジタルエンターテイメント企業コンソーシアムが、自分たちのDRM慣行の標準化を図ることで、アップルに対抗しようとしている。元々は“Open Market”と呼ばれていたイニシアテチブを、正式名称「Digital Entertainment Content Ecosystem(DECE)」に改めた。 デジタルエンターテイメント業界がDRMひとつで全て支配するDECE構想を発表: TechCrunch Japanese 結局のところ、DRM戦争に負けたところ、コンテンツディストリビュータとして勝てなかったところが集まっている感もあるのだが、それはちょっと皮肉としても。今後オンラインビデオレンタル、サブスクリプションサービスなどDRM必須のサービスを展開していく上では現在の混乱というのは考え物、というのは事実としてあるだろう。 そ

    DRM問題ってAppleをどうにかしなきゃいけない問題では… - P2Pとかその辺のお話@はてな
    taninen
    taninen 2008/09/20
    「なぜか批判されるのは反Apple陣営ばかり」
  • デジタル時代の「音楽アルバム」のあり方とは - P2Pとかその辺のお話@はてな

    何の気なしにlast.fmでSigur Rósの最新アルバム"með suð í eyrum við spilum endalaust"の1曲目"Gobbledigook"のPVを見て、あまりのフリーダムさにワクワクしてしまったのだけれど、そのついでにこれまた何の気なしにSigur Rósのオフィシャルサイトを見ていたら、なかなか興味深いものがみられた。 Sigur Rósはオフィシャルサイト上で、アルバムのデラックスエディション、CDの販売、デジタル配信を行っているのだけれど、その中でもデジタル配信の価格設定が気になった。 日からアクセスすると… 1曲単位で購入すると200円なのでちょっと割高なのだけれど(iTunesでは150円)、DRM freeの320kbps MP3ならいいかなと思えなくもない。ただ、アルバムの価格を見てみると、1,000円と非常に割安になっている(iTunes

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    taninen
    taninen 2008/09/20
    CDと配信を両方にらみつつ「アルバムであること」に意味を与えるのは大変難儀なことのように思えるよ。
  • ePiano.jpがJASRACにいくら支払うことになりそうなのかを考えてみる - P2Pとかその辺のお話@はてな

    字幕.in、予告.inでおなじみのSatoru.netの中の人が、オンラインピアノサービスePiano.jpの件でJASRACに問い合わせをしている件について。 オンラインピアノの事でJASRACに問い合わせ#1 - satoru.netの自由帳 なかなかやり取りも面白いんだけど、やはりピアノ演奏共有サービスというのは、ちょっと特異なものなので即答はいただけなかったご様子。 J:それは、危険ですね。。状況によっては、いったん、公開停止していただく事もできますか・・・? 俺:すみません・・はい、できます。 オンラインピアノの事でJASRACに問い合わせ#1 - satoru.netの自由帳 状況によっては、というのは、許諾もしていないサービスに管理曲が利用されている場合には、ということなんだろう。JASRACとしては、利用された分のお金を徴収するというお仕事を引き受けているわけだから、「危険

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  • 音楽統計からみるCD、携帯配信、PC配信の推移 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    先日、「着うたは高いんだけど、それでも売れているのがすごいよね」という褒めているんだか、けなしているんだかわからないエントリを書いた。ありがたいことに、興味深い指摘、コメントをたくさんいただき、その後も若い子に話を聞いてみたり、Docomoショップのお姉さんに着うたってどーなの?と話を振ってみたり、いろいろと調べてみたりしているのだけれど、着うた周りのお話は当に面白いことが多いなぁと実感しているところでもある。 ただ、そうしたお話を一気に書くと、いつものように冗長になってしまうので、ちょこちょこと気になったところを小出しにしてみるよ、というお話。今回は、RIAJの公表している統計から、ケータイと密接にかかわっている現在の音楽産業を見てみる。 CD、携帯配信、PC配信と販売数量/金額 シングル売上数量 シングルCDの販売枚数は、最盛期に比べて1/3弱にまで落ち込んでおり、その度合いこそ微減

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  • 着うたは高いんだけど、それでも売れているのがすごいよね - P2Pとかその辺のお話@はてな

    LISMOの課金は1曲420円だが、iTunesでは99セント。音楽の価値が4分の1と評価されているわけだ。権利者の価値を大事にしたいという思いが強いところは、LISMOのビジネスモデルを高く評価してくれるはずだ。 打倒!"ソフトバンク"iPhone−−ドコモ、auの戦略(2) | 企業戦略 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン Apple「米国第1位の音楽小売店になりましたが何か?」 とまぁ、毎回こんな感じ*1で始まるのもなんだかな〜という感じですが、今日も酔ってます。うほほーい。 iTunesなら99セント? んー、LISMOってアメリカでも利用できるのかしらね。iTSって150-200円でしょ、日なら。で、mora for LISMOでも価格帯は一緒でしょ。ほんとはおんなじでしょうに。 で、何が420円かって言うと、auが提供している着うたフルだよね*2。ちなみにiPhon

    着うたは高いんだけど、それでも売れているのがすごいよね - P2Pとかその辺のお話@はてな
    taninen
    taninen 2008/07/29
    従来の「音楽」を当てはめて考えようとするから理解できなくなるのであって、これはもう断然「ケータイ」前提で考えないといけない。
  • 1枚3,000円のCDが売れたときのJASRACの取り分 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    どうも「CDが高いのはJASRACがぼったくってるせいだ」と思っている人がいるようだ。痛いニュースなんかを見ていると、とりあえずすべての原因はJASRACだ、みたいな人が多いなぁと。私もJASRACは問題の多い組織だという印象を持っているけれど、かといってやることなすことすべてがおかしい、何か問題がある、という絶対的な悪の組織というわけでもないだろう。 ということで、CD1枚売れたときのJASRACのいわゆる「搾取」っぷりを考えてみるよ。 CD1枚につき… JASRACはCD(オーディオ録音)における音楽著作権料として6%の音楽著作権使用料を設定して徴収している。CDが1枚3,000円だとしたら、 3,000円 * 0.06 = 180円 これが音楽著作権使用料として徴収される。JASRACはここから6%を著作権管理料として差し引く*1。 180円 * 0.06 = 10.8円 ということ

    1枚3,000円のCDが売れたときのJASRACの取り分 - P2Pとかその辺のお話@はてな
    taninen
    taninen 2008/04/24
    ブックマークコメント見るだけでも、皆が相当いろんなトピックをごっちゃにしているのが分かる……。