フランス南東部マルセイユ(Marseille)で、同性カップルの結婚と養子縁組に反対するデモ隊の前でキスをして抱き合う女性同性愛者のカップル(2012年10月23日撮影)。(c)AFP/GERARD JULIEN 【11月2日 AFP】フランスに暮らす27歳のトマ(Thomas)さん(仮名)は、自分を育ててくれた「2人の母親」を誇らしく思っていることを世界中の人に知ってもらいたいと思っている。「僕は生まれた直後から2人の母親に育てられました。でも、それで悩んだことは全くありません」 だが、「両親」を守るために仮名での取材を希望したトマさんの意向には、同性カップルによる子育てに対する相反する考えが仏国内に存在する現実が垣間見える。 ■「同性婚法案」に揺れるフランス政界 今年政権交代した仏社会党政権にとって、同性カップルの結婚と養子縁組は非常に繊細な問題となりつつある。 政府はフランソワ・オラ
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