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ブックマーク / dsas.blog.klab.org (31)

  • 高負荷サイトのボトルネックを見つけるには : DSAS開発者の部屋

    はじめに アクセスが急増すると、応答時間が著しく悪化するサイトはありませんか? 普段は200ミリ秒以内で安定してアクセスをさばいているのに、イベントやらキャンペーンやらを開始した瞬間から、普段の2倍や3倍のアクセスが殺到し、その結果、レスポンスタイムが3秒とか9秒とかかかるようになってしまうことってありますよね。 あるサイトの実状 つい先日まで、そんなサイトが私の目の前にもありました。自社で運営している某ソーシャル系のサイトなんですが、イベント開始時刻と同時にアクセス数が急増するのです。とはいえ、所詮は普段の2倍とか3倍程度の数なのだから、少なくとも1秒以内にレスポンスを返せるくらいの性能は維持したいものです。 しかし実際は困ったことに、応答に3秒以上もかかってしまう処理が大量に発生してしまう状況に陥ってしまっていました。これはきっと、どこかにボトルネックがあるに違いありません。 仮説を立

    高負荷サイトのボトルネックを見つけるには : DSAS開発者の部屋
  • Apacheのアクセスログをsyslog経由で出力するためのモジュールを作りました : DSAS開発者の部屋

    皆さんは、負荷分散環境でのApacheのアクセスログをどのように取り扱ってますか? 通常、Apacheのログは動作サーバ上のローカルファイルとして出力されるので、 Webサーバを同時に何台も稼働させて負荷分散を行うような環境では、それらすべ てのWebサーバのログファイルを集めなければなりません。ローカルファイルとし て出力されるということは、Webサーバの台数分だけログファイルがばらけること を意味します。考えるだけでめんどくさいですね。 KLabでは、このApacheログを2パターンを使い分けて集めています。ひとつは syslogによるリモート出力を使い、全Webサーバからのログ出力を一か所に集中さ せる方法です。これは、CustomLogディレクティブにloggerコマンドを使用するこ とで可能です。 CustomLog "|/usr/bin/logger -p local6.inf

    Apacheのアクセスログをsyslog経由で出力するためのモジュールを作りました : DSAS開発者の部屋
  • DSAS開発者の部屋:ケータイやクローラの判別などに使えるmod_cidr_lookupを公開しました

    mod_cidr_lookupというApacheモジュールを公開しました。 http://lab.klab.org/wiki/Mod_cidr_lookup mod_cidr_lookupは、アクセスしてきたクライアントのIPアドレスが、指定したCIDRブロック群のいずれかにマッチするかどうかを判別するApacheモジュールです。 Apache 2.0と2.2系に対応しています。 マッチした結果は、環境変数 (X_CLIENT_TYPE) とHTTPリクエストヘッダ (X-Client-Type) にセットするので、Apache自身とバックエンドのWebアプリの両方で同じ情報を参照することができます。 このモジュールを使うメリット 簡単にクライアントの種類を知ることができる 判別処理はモジュールが行ってくれるので、のちほどお見せるように、Webアプリやhttpd.confでは環境変数やリク

    DSAS開発者の部屋:ケータイやクローラの判別などに使えるmod_cidr_lookupを公開しました
  • Apache 2.3向けモジュールを作成しました: mod_session_memcache : DSAS開発者の部屋

    これまで数回に渡ってApache 2.3のmod_sessionとmod_auth_formを探ってきましたが、このたび、セッションストレージにmemcacheを使ってみてはどうかということで、新規のApacheモジュールとしてmod_session_memcacheを開発しました。こちらで公開いたします。 http://log.blog.klab.org/support/mod_session_memcache/mod_session_memcache-0.1.0.tar.gz mod_session_memcache ビルドにあたっては、Apache 2.3のソースパッケージを解凍した先のディレクトリでパッチ形式で扱います。まず、以前の紹介と同じようにhttpd体と上記mod_session_memcacheのそれぞれtarballを取得して解凍したら、出来上がったディレクトリに移動

    Apache 2.3向けモジュールを作成しました: mod_session_memcache : DSAS開発者の部屋
  • Apache 2.3/2.4系に実装中の新機能をちょっと先取りして見てみよう : DSAS開発者の部屋

    (追記: 続編をupしました。設定例と動作検証を行っています。→こちらへどうぞ) Apacheといえば、Webサービスを構築する上でだいたいどこかで必ずお世話になるであろう、HTTPサーバのデファクトスタンダードとして幅広く定着したソフトウェアだと思います。KLabでも各所で運用してお世話になっています。 現在、バージョンは2.2系が安定版(stable branch)となっておりますが、開発版である2.3系が既に並行して公開されているのをご存知でしょうか。新しい機能や技術を取り入れて行く為に2.2系との間の互換性を時に犠牲にしつつ、様々なチャレンジが行われているわけです。将来的にはこのバージョンが2.4系となって新しい安定版として提供されることになるでしょう。 このDSASブログでも、Apache 2.3系で取り組まれている新しい機能について着目し、面白そうなものを一つずつ取り上げながら

    Apache 2.3/2.4系に実装中の新機能をちょっと先取りして見てみよう : DSAS開発者の部屋
  • phpを高速化する computed goto : DSAS開発者の部屋

    前回 インタプリタ型言語を高速化する computed goto で紹介したcomputed gotoを、「phpでも使えないの?」という声が社内であったので、 php のソースコードを見たところ、特定のビルド手順で php でも computed goto が使えることが判りました。そのビルド手法とベンチマーク結果を紹介しておきます。 php の VM のソースコードは、phpソースパッケージ中の Zend/ というディレクトリの中にあります。zend_vm_で始まる幾つかのファイルのうち、 zend_vm_execute.h というファイルが命令ディスパッチが実装されているファイルで、このファイルは zend_vm_gen.php というスクリプトで生成されています。そして、 zend_vm_gen.php のオプションで、命令ディスパッチの方法を選択できます。(phpのビルドにphp

    phpを高速化する computed goto : DSAS開発者の部屋
  • apache module 開発事始め : DSAS開発者の部屋

    先日は,必要に迫られて Apache 1.3 の mod_access を改造したという話を書きました.その時は単にあるものを改造しただけでしたが,ふと思い立って,一から Apache 2.0 用のモジュールを書いてみました.書く上で色々 Web サイトを探してみたのですが,あまり日語の入門向けの文章が見あたらなかったので,開発する上で分かったこと(と言うほど大したものじゃないですが)をまとめておこうと思います. フェーズには,例えばそのリクエストを受け付けるか拒否するかを決めるフェーズや,リクエストされた URI と実際のディスク上のファイルとの間の対応付けを解決するフェーズ,そしてもちろん実際のレスポンスを生成するフェーズ等があります.hook 関数を挿入するポイントはこれらのフェーズになりますが,もちろんその全てのフェーズのための関数を用意する必要はありません.また個別の設定を施す

    apache module 開発事始め : DSAS開発者の部屋
  • DSAS開発者の部屋:5分でできる、MySQLのメモリ関係のチューニング!

    MySQLのチューニングにおいて非常に重要となるメモリ(バッファ)関連のパラメータについて、 チューニングのポイント DSASのとあるDBサーバ(実メモリ4GB)の実際の設定値 をまとめてみます。 また、必要メモリの総量の計算や限界値を越えてないかチェックしてくれるスクリプトも紹介します。 是非、参考にしてみてください! まず最初に注意点を。 バッファには2つのタイプがあります。 グローバルバッファ スレッドバッファ グローバルバッファはmysqld全体でそのバッファが1つだけ確保されるもので、 これに対し、 スレッドバッファはスレッド(コネクション)ごとに確保されるものです。 チューニングの際にはグローバル/スレッドの違いを意識するようにしましょう。 なぜなら、スレッドバッファに多くのメモリを割り当てると、コネクションが増えたとたんにアッという間にメモリ不足になってしまうからです。 in

    DSAS開発者の部屋:5分でできる、MySQLのメモリ関係のチューニング!
    taro-maru
    taro-maru 2008/11/27
    mymemcheck
  • 高トラフィックに対応できるLinuxロードバランサを目指して 〜 LVSをNATからDSRへ : DSAS開発者の部屋

    「こんなに簡単! Linuxでロードバランサ」のシリーズでは、 こんなに簡単! Linuxでロードバランサ (1) 〜 LVS + NATで負荷分散をしてみよう こんなに簡単! Linuxでロードバランサ (2) 〜 keepalivedでWebサーバのヘルスチェック こんなに簡単! Linuxでロードバランサ (3) 〜 VRRPでロードバランサを無停止にする こんな流れでNATによる負荷分散システムを構築してきました。 今回はこれを DSR(Direct Server Return) 方式に変更してみます。 「DSRとはなんぞや?」という方は、 ロードバランサの運用.DSRって知ってますか? L4スイッチはDSR構成にすべし こちらでわかりやすく説明されていますので参考にしてみてください。 一般的(?)に大規模システムを構築する場合は、「ネットワーク機器の整備はこの部門」、「サーバの調

    高トラフィックに対応できるLinuxロードバランサを目指して 〜 LVSをNATからDSRへ : DSAS開発者の部屋
  • DSAS開発者の部屋:こんなに簡単! Linuxでロードバランサ (1)

    DSASのロードバランサは高価なアプライアンス製品ではなく、LinuxのLVS (Linux Virtual Server)を利用しています。 安価、というか、ハードウエア以外は金銭的コストがゼロなので、一般のクライアントからのアクセスを受ける外部ロードバランサのほかに、内部サービス用のロードバランサも配置しています。それぞれactive, backupで2台ずつあるので合計で4台もロードバランサがあることになります。(こんな構成を製品を使って組んだら数千万円すっとびますね) また、ネットワークブートでディスクレスな構成にしているので、ハードディスが壊れてロードバランサがダウンした、なんてこともありません。 ですので「ロードバランサは高くてなかなか導入できない」という話を耳にする度にLVSをお勧めしているのですが、どうも、 なんか難しそう ちゃんと動くか不安 性能が出ないんじゃないか 等々

    DSAS開発者の部屋:こんなに簡単! Linuxでロードバランサ (1)
  • 届いたメールの料理の仕方 (1) 〜qmail編〜 : DSAS開発者の部屋

    qmailではdot-qmailと呼ばれるファイルで届いたメールの処理を制御できます。典型的なdot-qmailファイルは、ユーザのホームディレクトリの下の~/.qmailや~/.qmail-XXXですね。 今回は、dot-qmailを使う上で知っておきたいことをTIPSを交えて紹介したいと思います。 例として、kbora@klab.org宛てのメールが~kbora/.qmailに届く場合を考えます。 qmailにはextension addressというものがあり、ユーザ名に続けて「-XXX」を指定することができます。例えば、kbora-oboko@klab.org宛てのメールは、~kbora/.qmail-obokoに届きます。このextension addressを活用すれば、管理者の手を煩わすことなくメールアドレスを増やすことができますね。 では、~/.qmail-inaが無い状態

    届いたメールの料理の仕方 (1) 〜qmail編〜 : DSAS開発者の部屋