海上の事件・事故は「118番」へ。「海の110番」にあたる緊急通報用電話番号「118番」の認知度アップを目指そうと、海上保安庁は今年から1月18日を「118番の日」に制定。同日、全国でPRを行った。 118番制度は平成12年に始まった。だが昨年寄せられた約47万件の通報のうち、事件や海難事故などの有効通報はわずか1%。残りの99%は119番の押し間違えや、いたずら電話だったという。 認知度の低さが原因とみられ、海保本庁の政策評価広報室は「尖閣沖の中国漁船衝突事件を契機に多くの方々に関心を持ってもらった。この機会にアピールできれば」。制度開始11年、ようやく船出?