ドローンで撮影した、渦を巻きながら「ダム穴」に流れ込む水。米カリフォルニア州ベリエッサ湖のモンティセロダム。(説明は英語です) まるで地獄の入口だが、ベリエッサ湖の「ダム穴」は救世主だ。 直径約22メートル、長さ約75メートルのこの水抜き穴は、米カリフォルニア州ナパバレー、ベリエッサ湖のモンティセロダムにある。垂直な穴を水は渦を巻きながら流れ落ち、およそ600メートル下にある近くのプタ川に注ぐ。 モンティセロダムが建設されたのは1940年代で、灌漑用水と飲料水を確保するためだった。現在もおよそ60万の住民が恩恵に預かっている。満水時の総貯水量は約19億立方メートルだ。(参考記事:「米国西部でダム3基撤去へ、自然再生めざす」) ソラノ郡灌漑地区の水資源電力運営マネージャーであるケビン・キング氏は、ダムの運営を監督している。彼はダム穴の効果をバスタブの側面にある水抜き穴になぞらえる。 「水位が
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