ただいま、9月に発売予定の『中国鉄道大全』の制作に追われている(ブログ更新が遅延した言い訳)。私は東京の練馬でその作業をしているが、二人の執筆者は北海道と中国にいて、それをメールでやりとりしながら作業を進めている。こんなことが普通になってきましたねえ。 さて、今回は私とは、まったく縁のない不妊治療の話である。数年前のことだが、有名なタレントさんが、アメリカで代理出産してもうけた子どもの出生届を認めてほしいと、テレビで涙ながらに訴えたことがあった。私はこのことを不思議な気分で眺めていた。出生届の受理不受理の可否についてではなく、代理出産までして子どもを欲しがる心理について、まったくぴんとこなかったのだ。 私は子どもを持っていないが、子どもが欲しいと思ったことが一度もないので、そのことを不幸だと思ったこともない。インドなんかに行くと、いつも数人の人から、子どもはいるか、なんで子どもをつくらない
![[漫画]『不妊治療、やめました。』 2011-06-03 - 旅行人編集長のーと](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7c2c6e492b6455c9c7f87856bc07c879d547a949/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F510OT0-JBDL._SL160_.jpg)