エストニアでは国民が、国政選挙の投票をスマートフォンで行なっている。世界で初めてオンライン投票を実現し、ICチップ搭載のIDカードで様々な行政手続きや民間サービスをオンラインで受けることが可能。スカイプを生んだIT先進国エストニアが、いま注目を集めている。 “エストニアビジネスアイデアコンテスト”が2015年3月8日にビジネス・ブレークスルー大学で開催された。エストニアと日本をつなぐ架け橋になることが目的だ。イベントにはエストニア出身の元大関把瑠都のカイド・ホーベルソン氏も参加していた。現在、日本人へエストニアへの観光招致を進める“バルトツアーズ”を運営している。 EUに加盟するエストニアは面積は九州と沖縄を足したほど、最高地が318メートルで東京タワーよりも低い、フラットな国土をもつ。位置はフィンランドから飛行機で25分の北欧に近く、実は日本とはロシアを挟んで隣国という。首都のタリンは城
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