ラトビアの首都リガで行われた旧ソ連の記念碑撤去を求めるデモ(2022年5月20日撮影、資料写真)。(c)Gints Ivuskans / AFP 【11月1日 AFP】バルト3国ラトビアの議会は10月31日、少数派のロシア語話者を代表する政党の議員に対し、職務遂行にふさわしいラトビア語力を有するかどうかを確認するために語学試験を受けるよう命じることを採決した。 同国の公用語はラトビア語で、規則によれば、議員は最高レベルのラトビア語能力を求められる。 だが2022年に実施された前回の総選挙以来、ロシア語話者を代表する政党「安定のために」のビクトルス・プッカ(Viktors Pucka)議員がこの要件を満たしていないのではないかと疑われている。 プッカ氏は必要な語学試験を受けなかったとして繰り返し罰金を科されてきた。先週になってようやく試験を受けたが、不合格だった。 議会は10月31日、プッカ