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ブックマーク / webronza.asahi.com (15)

  • ウクライナ侵攻、世界はどこで道を間違えたのか - 塩原俊彦|論座アーカイブ

    ウクライナ侵攻、世界はどこで道を間違えたのか 「熊が来る」が起きた背景を探る 塩原俊彦 高知大学准教授 2022年2月24日、ウラジーミル・プーチン大統領はテレビ演説し、そのなかで、「国際連合憲章第7編第51条に従い、ロシア連邦評議会の認可を得て、年2月22日に連邦議会が批准したドネツク人民共和国(DNR)およびルガンスク人民共和国(LNR)との友好および相互援助に関する条約に基づき、特別軍事作戦を実施する決定を下した」と語った。 さらに、「その目的は、8年間キエフ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を保護することだ。そしてこの目的のために、我々はウクライナの非軍事化と非ナチ化をめざし、ロシア連邦の市民を含む一般市民に対して数々の血生臭い犯罪者たちを裁きにかけるつもりだ」と語ったのである。 この発言のなかで、「非軍事化」と「非ナチ化」は意味深長なものである。「非軍事化」は単に武

    ウクライナ侵攻、世界はどこで道を間違えたのか - 塩原俊彦|論座アーカイブ
    taskapremium
    taskapremium 2022/04/10
    「ロシア悪し」という世界中に広まりつつある声に対して、むしろ冷静になることを求めたい。彼の暴力は非難に値するが、それだけでは問題は解決しない。どこで世界は「道を間違えたのか」>プーチンはどこでじゃ?
  • 萩尾望都『一度きりの大泉の話』が書きたかったのは竹宮惠子のことではなく - 青木るえか|論座アーカイブ

    『一度きりの大泉の話』(河出書房新社)が出てからというもの少女マンガ界隈ではいまだに蜂の巣をつついたような大騒ぎ状態である(多少大ゲサに言ってますが)。 読んでショックを受けた、読んで泣いてしまった、腹がたった、混乱した、胸が痛んだ……等々、すごかった。出版されてから2カ月近く経った今、当初の騒ぎは収まり、別の混沌となり、熟成されて、最初の頃とはちょっと違った感じになっている。 「いったい、誰がいけなかったのか」 どうも、話はそっちの方向に進んでいるような……。 5ちゃんねるの少女漫画板でも、前から「萩尾望都スレ(ッド)」はあったが、このが出版されると「大泉スレ」がたち、それも、 「【萩尾望都】大泉スレ【竹宮惠子】」 「【萩尾望都寄りスレ】大泉を読んで【竹宮惠子批判OK】」 「【竹宮惠子寄りスレ】大泉を読んで【萩尾望都批判OK】」 と三つもある。タイトルがすでに不穏すぎる。この三つの

    萩尾望都『一度きりの大泉の話』が書きたかったのは竹宮惠子のことではなく - 青木るえか|論座アーカイブ
    taskapremium
    taskapremium 2021/07/01
    萩尾望都のマンガは古びないが、竹宮惠子のマンガは古くなってしまう。これは竹宮惠子を貶めているのではなく、萩尾望都がすごいという話で、ほとんどすべてのマンガ家のマンガが年月を経ると古くさくなってしまう>
  • ラオスから日本に逃れて40年 インドシナ難民レックさんがいま思うこと - 安田菜津紀|論座アーカイブ

    ラオスから日に逃れて40年 インドシナ難民レックさんがいま思うこと 入管法を拙速に変える前に耳を傾けたい日で生きた難民たちの切実な声 安田菜津紀 フォトジャーナリスト 出入国管理及び難民認定法(入管法)が今、大きく変えられようとしている。様々な人道上の問題が国連の作業部会やUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)などからも指摘されているが、難民申請者に大きく関わるのは、難民申請中の者であっても送還が可能になってしまう点だ。 現在、国会で審議されている入管法政府案には、法務省が難民と認めない決定を2回下した場合、それ以降は強制送還が可能となってしまう内容が盛り込まれている。だが、そもそも日における難民認定は、非常に狭き門だ。昨年2020年の難民認定者数はわずか47人、その認定率は1.2%に留まっている。 1万人超のインドシナ難民を受け入れた日 難民受入について発信をすると、必ずといって

    ラオスから日本に逃れて40年 インドシナ難民レックさんがいま思うこと - 安田菜津紀|論座アーカイブ
    taskapremium
    taskapremium 2021/05/01
    教育のスタートは日本の小学校の1年生からだった。4年生になるまで毎日、レックさんがラオス語も教えていたものの、反抗期が始まり、「使い道がないじゃない。死ぬまで日本にいるでしょ?」と拒むようになった。>
  • 伊藤穣一氏が辞任したMITメディアラボ「スキャンダルのその後」 - 下條信輔|論座アーカイブ

    伊藤穣一氏が辞任したMITメディアラボ「スキャンダルのその後」 問題ある人物から研究費のオファーがあったら、どうする? 下條信輔 認知神経科学者、カリフォルニア工科大学生物・生物工学部教授 米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボへの寄付金の問題をめぐり、伊藤穣一氏が所長職・教授職を辞任したのは2019年夏だった(ITmedia NEWS他各紙、2019年09月08日)。 問題になったのは、札付きの億万長者ジェフリー・エプスタインから巨額の寄付をたびたび受けていたことだ。伊藤氏や一部の教授が寄付金の出所を隠蔽しようとしたばかりか、プライベートでも「不適切な交流」をしていた疑いまで浮かび上がった。きら星のように著名人の名前が登場するこのスキャンダルの経緯と、そこから学ぶべき研究者として教訓を考えてみたい。 伊藤氏は優れたサイエンティストであると同時に傑出した起業家・投資家で、学外でも

    伊藤穣一氏が辞任したMITメディアラボ「スキャンダルのその後」 - 下條信輔|論座アーカイブ
  • 呉座勇一氏のNHK大河ドラマ降板を憂う - 與那覇潤|論座アーカイブ

    いま話題の芥川賞受賞作に倣えば、「学者、燃ゆ」だろうか。正直、驚くとともに、強い懸念を感じている。 『応仁の乱』などのベストセラーで知られる呉座勇一氏(日中世史)が、SNSでの「炎上」がきっかけで、NHK大河ドラマの時代考証を外れることになった。発端は、フェミニストとしての批評活動でも知られる北村紗衣氏(英文学)との論争である。 炎上ならなにをしてもよいわけではない 当初は、日中世史の大家である網野善彦(故人)の文章を「正しく読めるのはどちらか」という論点での、よくある学者どうしの諍いだった。しかし呉座氏が従来から、彼のTwitterアカウントのフォロワー(=おおむねファン)にしか見えない場所で、何度も北村氏を揶揄していた事実が明らかになり、「女性蔑視だ」との非難が殺到することになった。 呉座氏はその後、北村氏に対して非を認め、謝罪している。私自身、呉座氏の行為は褒められたことではなく

    呉座勇一氏のNHK大河ドラマ降板を憂う - 與那覇潤|論座アーカイブ
    taskapremium
    taskapremium 2021/03/28
    どんな人にも、当人に知られずに「気に入らない人を悪くいう自由」は――美しい欲求とは言えないが、虚偽情報の流布や名誉毀損を伴わない範囲でなら――ある。>数千人がフォローしてる鍵垢で悪口言うてたんやで
  • 「ナゴルノ・カラバフ戦争」が終結:アルメニアの敗北とロシアの痛手 - 塩原俊彦|論座アーカイブ

    「ナゴルノ・カラバフ戦争」が終結:アルメニアの敗北とロシアの痛手 旧ソヴィエトでのロシアの影響力低下が世界全体におよぼす地政学上の変化は 塩原俊彦 高知大学准教授 2020年9月27日からはじまった「ナゴルノ・カラバフ戦争」は、11月10日夜のアゼルバイジャン、アルメニア、ロシアの首脳による、紛争地域での敵対行為を終わらせるための合意文書への署名でひとまず終結されることになった。合意はアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、アルメニアのニコル・パシニャン首相、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が署名したもので、アリエフがこの合意を「アルメニアの事実上の軍事的降伏」と呼んだように、アルメニアの敗北を強く印象づける内容になっている。 問題は、コーカサスにおける紛争がロシアに与えた打撃であり、旧ソヴィエト空間に対するロシアの影響力の低下が世界全体におよぼす地政学上の変化にある。 合意の内容

    「ナゴルノ・カラバフ戦争」が終結:アルメニアの敗北とロシアの痛手 - 塩原俊彦|論座アーカイブ
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    taskapremium 2020/11/13
    ケルバハル(アルバニア名はカルバハル)地区には13世紀に建てられたナゴルノ・カラバフ最古のアルメニア人修道院があることに関係している。この由緒ある修道院がアゼルバイジャンによって蹂躙されること>
  • 異例づくしのトニー賞『バンズ・ビジット』を見て - 小山内伸|論座アーカイブ

    異例づくしのトニー賞『バンズ・ビジット』を見て エジプト人とイスラエル人のささやかな交情を提示した今日性 小山内伸 評論家・専修大学教授(現代演劇・現代文学) ニューヨーク・ブロードウェイで、今年のトニー賞受賞作や話題作の『アナと雪の女王』を見てきた。ミュージカル作品賞に輝いた『バンズ・ビジット』は同名のイスラエル映画(邦題『迷子の警察音楽隊』)をミュージカル化したものだが、極めて異色のトニー賞作品賞と言ってよい。 原作映画は、イスラエルを訪れたエジプトの警察音楽隊がバスを乗り間違えて無関係な辺鄙な町に着いてしまい、そこの人々と一晩の交流をする、といったストーリー。気まずい空気が漂い、ぎこちない会話が延々と続いて、劇的な出来事など何も起きない。 映画のミュージカル化が盛んな昨今とは言え、これだけ地味で寡黙な物語をミュージカルにしようと発想したことに、まずは驚く。しかし、バツの悪さ、うまく言

    異例づくしのトニー賞『バンズ・ビジット』を見て - 小山内伸|論座アーカイブ
    taskapremium
    taskapremium 2020/10/22
    ミュージカル作品賞に輝いた『バンズ・ビジット』は同名のイスラエル映画(邦題『迷子の警察音楽隊』)をミュージカル化したものだが、極めて異色のトニー賞作品賞と言ってよい。> #アシタノカレッジ
  • 〈哀悼〉パリで大成功した高田賢三に日本政府は冷たかった - 山口 昌子|論座アーカイブ

    〈哀悼〉パリで大成功した高田賢三に日政府は冷たかった 無名で渡仏し才能を見いだされた不器用な青年の心は最後まで「あくまでも日人」 山口 昌子 在仏ジャーナリスト 高田賢三が4日、新型コロナウイルスの合併症によりパリ郊外の病院で亡くなった。81歳だった。日のメディアは大々的に訃報(ふほう)を報じたが、実は第一報はフランス通信社(AFP)の至急報だった。日のメディアはその後追い報道だ。 AFPが至急報で報じたのは「コロナ死」以前に、賢三、というよりKENZOが第一級の世界的デザイナーだったからだ。日の民間人の訃報がAFPの至急報で報じられたのは1991年8月に死去した田技研の田宗一郎、99年10月死去のソニーの盛田昭夫ぐらいしか思い出せない。この二人と比べ、日での生前の高田賢三はちょっと“不遇”だったのではなかろうか。 フランスの最高勲章を受章した賢三 KENZOが日でフラン

    〈哀悼〉パリで大成功した高田賢三に日本政府は冷たかった - 山口 昌子|論座アーカイブ
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    taskapremium 2020/10/07
    賢三が「引退」してもブランドの力でやっていけると思ったLVMHの思惑は外れた。後任の主任デザイナーたちはいずれもKENZOの域に達せず(この10年で何人もかわったのが良い証拠だ)、パリのシャンゼリゼ大通り近くの{KEN>
  • 山本太郎の「消費税ゼロ」で日本は甦るのか - 森信茂樹|論座アーカイブ

    太郎の「消費税ゼロ」で日は甦るのか 消費税を廃止し、所得税・法人税を増税して税収を確保できるかを検証する 森信茂樹 東京財団政策研究所研究主幹 山太郎氏が公表した「消費税ゼロで日は甦る」 れいわ新選組代表の山太郎氏が、文藝春秋2月号で「消費税ゼロで日は甦る」と題する「政策論文」を掲載している。 消費税を廃止すれば約一か月分の給与である22万円が消費者の手元に返ってくる、中小零細企業は消費税で赤字覚悟の納税をしており、廃止になれば救済される、ということのようである。 消費税廃止には26~27兆円の財源(地方消費税を含む)が必要なので、税金(増税)と政府の借金増(国債の増発)で賄う。増税は、所得税と法人税で、前者は高所得者への増税、金融所得も合算して累進税率を課す総合課税にする、後者は所得税並みの累進税率を課し、大企業向けの租税特別措置を廃止することを提言している。 消費税廃止の

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  • 山本太郎から自民党を支持してきた皆様へ - 山本太郎|論座アーカイブ

    太郎から自民党を支持してきた皆様へ 法人税を減税し、消費税を増税するのはおかしくないですか? 私は野党の一員です! 山太郎 参議院議員 れいわ新選組代表 「論座」選挙イベントのお知らせ 安倍首相は6年半前に倒れた民主党政権を今なお「悪夢」と批判し、今夏の参院選を乗り切る構えです。安倍首相の国政選挙5連勝の立役者は野党だったといえるかもしれません。日政治をまっとうにするには、低迷する野党の再建が不可欠です。「論座」は7月7日、『中島岳志×保坂展人 野党はどう闘うべきか』を開催します。「山太郎現象」も主要な討論テーマです。申し込みはこちら→【イベント申し込み】 安倍政権は経団連中心主義 私・山太郎は、この度、「れいわ新選組」という政党を立ち上げました。6年間、参議院議員を務め、様々な政治課題に取り組んできました。その過程で、多くの国民の経済的苦境に直面し、経済政策の重要性に気づき

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    taskapremium
    taskapremium 2019/07/01
    近年の自民党は、これまで日本の国土や暮らしを支えてきた人たちを切り捨ててきました。経済政策は、いつも大企業の幹部に有利なものばかり。経営者ばかりが裕福になり、庶民の実質賃金はあがりません。>
  • 原武史「米国は皇室に深く入り込んでいる」 - 石川智也|論座アーカイブ

    原武史「米国は皇室に深く入り込んでいる」 男女差別、血統重視、米国傾倒…皇室の矛盾はますます露呈していく 石川智也 朝日新聞記者 「令和」の英訳はbeautiful harmony(美しい調和)なのだという。聖徳太子の憲法十七条冒頭には「和をもって貴しとなす さからうなきを宗となす」とあるが、この「和」こそ日人にとって、個の突出を抑え争いの顕在化を鎮める知恵であり続けた。首都東京のど真ん中にはそんな集団主義と同質性の象徴的空間があるが、もはや様々な文化と利害が衝突し分断の亀裂や断層が走る社会で、この禁域が発する磁力はどこまで通用するのだろうか。 平成の時代に生じた国民と天皇との関係が新たな「国体」をつくりだした、と分析する原武史・放送大教授に、前回記事『原武史「平成は天皇制を強固にした」』に引き続き、「象徴」の未来について聞いた。 大正天皇の方が人間的だった ――右派や保守派は天皇の明確

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    taskapremium 2019/05/20
    上皇と上皇后が結婚後の1960年9月に最初に訪問した国はアメリカですが、これはアイゼンハワー大統領が来日できなかった代わりです。最初からアメリカとの関係が重視されている。>
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