LIFE 『どの人にも同じ眼差しで接するようにと意識してきた』。松井玲奈さんが惚れ込んだ島本理生さん『よだかの片想い』【安川有果監督×松井玲奈さんインタビュー】 松井玲奈さんが惚れ込んだ島本理生さんの小説の映画化。人への眼差しに気づかされる関係性。 『よだかの片想い』は島本理生さんが2012年に発表した同名の恋愛小説を映画化したものです。 企画の発端は、役者の松井玲奈さんが書店でこの小説に目を留めたことから。この作品に惚れ込み、島本さんの小説を全て読みこみ、読書の時間が増えるきっかけになった大切な一冊と言います。 映画化を希望し、企画から携わった大切な映画がこの『よだかの片想い』。タッグを組んだのは今作で長編映画2作目となる安川有果監督。デビュー作『Dressing Up』では思春期に差し掛かった少女が、父が隠していた母の過去に触れることで、自分に潜むモンスターを自覚していく物語でした。松