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2012年3月3日のブックマーク (3件)

  • [舞台ネットワーク] 照明の基本

    物を照らす光そのものの色を「光源色」という。 舞台照明は光源色の混合でどんな色でも出ます。 光の3原色(赤、青、緑)をまぜると太陽光に近い白色、 光量を弱めると、白熱灯に近いオレンジ色。 「例えば役者の顔に白色を当てたいときは、白に近づけるために少し青系の色を加える。」 <ゼラ(色フィルター)> ゼラ(色フィルター)は日製と海外製の物に別れます。 日製のフィルターは表面に色が直接塗られていますが、 海外製のフィルターのほとんどが色自体に直接練りこまれています。 その為、色とび(使っているとだんだん色が薄くなる)が少ないです。 「最初は日製のゼラを覚える事!すべてはそこから・・・」 ~ 一般的な色番号 ~ 10番台=ピンク 20番台=赤 30番台=オレンジ 40番台=黄 50番台=緑 60番台=青緑 70番台=青 80番台=紫 0=透明 00=半透明 (色の濃いものから一桁目の数字が増

  • 照明とは | 演劇のことならインターネット演劇研究

    照明編①~照明とは~ 1.照明とは いきなり題のようだが、照明という仕事を行う上で最も重要な部分であろう。 照明は簡単に言うと明かりである。つまり、役者を照らし出す地の明かりである。 しかし、照明がこれだけの役割であるならわざわざ照明という役職はいらないし、そもそもブース(調光などを行う場所)も必要ない。このページを見る前にすでにイメージをしていると思うが、演出上で様々な役者の心理的な表現を表したり、シーンの雰囲気を表現したりするのが大きな役目である。 ただ注意しなければいけないのは、照明の役割は役者の顔を見せるということが最も重要である。 客は役者の顔が見えないということで、言っている台詞の感情が読みにくくなってしまう。 結果として、客が疲れてしまい、芝居を観てくれなくなってしまう可能性が出てきてしまう。 2.照明の種類 それぞれの舞台の設備によってあったりなかったりするが、基的な部

  • 第152話「大工調べ」

    落語「大工調べ」の舞台を歩く 立川談志の噺、「大工調べ」(だいくしらべ)によると。 頭(かしら)が与太さんの所に出掛け番町で長丁場の仕事だから道具箱の用意をしろと言ったが、道具箱が無いと言う。聞くと、昼間寝ているとそいつが入ってきて道具箱を持っていった。ここが我慢のしどころだと思い黙っていた。翌朝、そいつが井戸端にいたので後ろから「おはようございます」と、挨拶をした。聞いている頭はカリカリしてきて「後ろからはり倒してやれ」。そいつとは大家であった。店賃の抵当(かた)に道具箱を取られてしまった。 1両2分と800の滞納で身動きできない与太さんに、頭は持ち合わせの金1両と2分を渡した。与太は「1両2分しかないが1両2分800は1両2分と同じなのか」、「1両2分800のところ、800持っていくのではなく1両2分持っていくのだから、800は御(おん)の字で”あたぼう”だ」と言う。あたぼうって何だと