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ブックマーク / wofwof.blog60.fc2.com (2)

  • 「若者の内向き志向」に感じる論点のズレ - Willyの脳内日記

    では「若者の内向き志向」が話題になっているようだ。 留学する人が減っているとか、 海外赴任を嫌がる人が多いとか、 海外で日人のプレゼンスが低下している、 というのが主な理由として語られている。 いろいろな記事を読んでいると 個々の根拠については怪しい点がたくさんある。 留学生の数は、若年人口の減少や 90年代半ば以降の円安の影響、 国内の大学入試の競争緩和などを考慮したうえで 有意に減っているのかどうかは疑わしい。 海外赴任の希望者が減少しているのは、 年功序列・終身雇用の不確実性の増加、 海外勤務者の待遇の悪化、途上国勤務の増加、 といった要因を考慮する必要がある。 海外での日人のプレゼンスが低下したのは 他国からの人材流入が増えたことが主因だろう。 しかし事実関係について反論するのは、 どうも論点がずれているような気がしてならない。 問題の質は「今の若者が内向き志向かどうか」

  • アメリカの若者も起業したがらない - Willyの脳内日記

    なんで数学科の大学教員が起業とか労働問題についていろいろ書いて トラフィックを集めているのか自分でもよく分からないのだが 今回は教員生活とも関係のあることを少し書こうと思う。 日で優等生がこぞって医学部に行こうとしたり 一流企業に入ろうとしたりしていることは嘆かわしいことではあるが アメリカの若者がリベラルでアグレッシブかというとそんなことはなくて 大半の学生は非常に保守的だ。 ベイエリアやニューヨークは別かもしれないが その他の地方では医学部志向は異常なほど高い。 日と違って医学部は大学院扱いなので 国中の学部生の優秀層がこぞって医学部を志望している。 デトロイトにあるWS大はその傾向は特にひどく 私の教えている統計のコースでは上位15%の学生のうち 7~8割は医学部志望である。 数学教員志望とか、コンピューターサイエンス専攻の学生は 平均すればあまり数学ができない。 これは危機的な

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