東京を走る鉄道の過密ダイヤをプラレールで再現する――こんな大がかりなイベントに挑むサークルがある。いざ走らせてみると珍事が続出するのだが、それも含めた「面白さ」がある。サークルのメンバーに舞台裏を聞いてみた。 過密ダイヤを手動で制御 このサークルは「天通団」という。2020年からプラレールを持ち寄って走らせる「運転会」を始め、その様子を動画サイトに投稿している。京急電鉄・東武北千住駅・相鉄JR直通線と湘南新宿ラインを運転会の舞台に選んできた。 鉄道の配線をプラレールのレイアウトで再現し、そこに実際のダイヤに従って初電から終電まで列車を走らせるイベントだが、複雑な配線を再現した上で過密ダイヤで列車を運転するために珍事も多発する。 その様子が特に視聴者の笑いを誘ったのが2021年8月9日に公開した「相鉄直通&湘南新宿運転会」だ。新宿から大船にかけての線路を敷設した上で列車を運転させるのだが、こ
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