友沢こたおさん あるとき、「無意識にスライムをかぶってしまった」という友沢こたお。実体験が元になり、艶のある鮮やかなスライムを取り入れた人物像シリーズを描き続けている。かぶったときに感じた“生”の感触、“根源的な何か”を探り続ける友沢の作品は、観る人に強烈な体験を残す。個展では開催と同時に作品が完売するなど、東京藝術大学大学院に籍を置く若手アーティストながら、早々とその才能を開花させた友沢。大盛況のうちに幕を閉じた渋谷PARCO「PARCO MUSEUM TOKYO」での個展「Kotao Tomozawa Solo Exhibition “SPIRALE”」を終えたばかりの彼女にきく、作品に込めた想い、幼少期のこと、才能のこと。 今までで一番、反響を感じる個展でした。普段SNSはそこまで見ないんですけど、インスタグラムの通知欄がすごいことになっていて、渋谷PARCOという場所はやはり足を運