[東京 22日 ロイター] 米景気後退や金融機関の追加評価損計上をめぐる懸念を背景に欧州株式市場は6%近く下げ、下落率は2001年9月の米同時多発テロ以来最大となった。さらに、これらを受けた中米株式市場でも米国が先週発表した1500億ドル規模の景気対策は不十分との見方が重しとなり、軒並み下落。22日の東京市場では日経平均が大方の市場参加者の下値メドとみられていた1万3000円を割り込んだ。市場関係者のコメントは以下の通り。 1月22日、世界同時株安、東京市場では日経平均が大方の市場参加者の下値メドとみられていた1万3000円を割り込んだ。写真は15日、都内の証券会社前で(2008年 ロイター/Toru Hanai) ●日銀利下げならグローバルな流動性向上期待できる <大和証券SMBC エクイティマーケティング部部長 高橋 和宏氏> 政策に手詰まり感があり、状況がこうなれば次のカードが出てく