この記事は旧バージョンの記事です。新バージョンの記事が「MacTeX 2019 のインストール&日本語環境構築法」として公開されています。 doratex.hatenablog.jp (MacTeX 付属の mactex.jpg より) 本記事の公開の半年後,macOS 10.14 Mojave がリリースされ,macOS 10.14 Mojave では以下の記述通りにそのまま実行してもうまくいかない部分が出てきてしまいました。そこで,macOS 10.14 Mojave 対応の更新版記事を用意しました。【更新版】の方法は 10.13 以前でも有効です。本記事は歴史上の記録として残しておきます。 doratex.hatenablog.jp 数日前,とうとう TeX Live 2018 がリリースされました。TeX Live 2018 では,数々の新機能追加・仕様変更が行われています。詳細は
[Home] / 教授でもできる... / LaTeX [LaTeXiT> 教授でもできるMac OS XへのLaTeXとTeXShopのインストレーション 日本語も処理できるpLaTeXをインストールします。 1. MacTeX MacTeXは、TeX LiveにまとめられたTeX/LaTeXの環境をMacに簡単に入れられるパッケージです。 かなり多くのpackage (style file)が標準で入っているので、いちいちinstallする必要がありません。 jarticleなども入ってますし、UTFの文字コードで書かれた日本語も扱えます。 (永らく小川版のパッケージを推奨していましたが、MacTeXを「教授でも...」の標準にします。) Mac OS Xでは、LaTeXのソースファイルはUTFの文字コードを使うことを勧めます。 これは、Terminalから日本語の文字列をgrepなど
概要 TeX Liveでは、(u)pLaTeX文書の“標準”の和文フォントに割り当てられる(つまり、dvipdfmxで生成したPDF文書に埋め込まれる)実際の書体を、kanji-config-updmap1というコマンドで設定できます。 # ※ Unix的OSの場合, sudoが必要 # IPAexフォントを使う $ kanji-config-updmap-sys ipaex # macOS(El Capitan以降)付属のヒラギノフォントを使う $ kanji-config-updmap-sys hiragino-elcapitan-pron # 小塚フォント(Pr6N版)を使う; 2004JIS字形指定 $ kanji-config-updmap-sys --jis2004 kozuka-pr6n これにより、dvipsとdvipdfmxの既定の(他の場所での指定がない場合の)書体を非
私が最近 LaTeX を使って日本語文書を作るときのテンプレートについて紹介する。テンプレートとしては、横書き記事、横書き書籍、縦書き書籍のものを用意してある。あわせて、LaTeX で文書を作る環境をどうやって構築しているのか、そして、どういった命令をよく使用しているのかについて紹介する。 はじめに この記事では、LaTeX の私家版テンプレートについて紹介する。これは、私が最近 LaTeX で日本語文書を作るときに使っているものをまとめたものだ。2017年5月版ということで、なるべく現代的な手法を取り入れたつもりだ。 私家版テンプレートは、以下の3種類を用意している。 横書き記事用テンプレート(jsarticle を使用): yoko-article-template.tex 横書き書籍用テンプレート(jsbook を使用): yoko-book-template.tex 縦書き書籍用テ
この記事は TeX & LaTeX Advent Calendar 2016 の2日目の記事です。 1日目はzr_tex8rさんでした。 3日目はhak7a3さんです。 本記事では,9月にリリースされた macOS Sierra (10.12) について,El Capitan (10.11) からの変更点,および Sierra の和文フォントを TeX Live で最大限活用する方法について解説します。 目次 Sierra の和文フォントたち,および El Capitan からの変更点 ヒラギノフォント クレー,筑紫A/B丸ゴシック 游ゴシック体 游明朝体 游教科書体 凸版文久フォント 和文フォント一覧表 Sierra (10.12) の和文フォント一覧表 参考:El Capitan (10.11) の和文フォント一覧表 TeX Live 2016 での対応状況 dvipdfmx で Si
そもそもの議論は 「macOS High Sierra のヒラギノフォント」 - https://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/mod/forum/discuss.php?d=2267 に詳しいです. 前提 MacTeX2017を使ってインストールおよびアップデートが終わっていること. 目的 TeXLive 2017フルインストールの環境でdvipdfmxにてヒラギノフォントを埋め込むことが出来るようになる. 方法 MacTeXを以前にインストールしたことがない(例えばmacOSをクリーンインストールした,新しいマシンを買ったなど)環境での注意 以下の作業が必要かもしれないです. $ cd $(dirname $(gs --help | grep "Resource/Font" | awk '{print $1}')) $ rm ./CIDFSubst/ipa*.ttf
Professor D.E. Knuthが、1977年頃彼の著書 " The Art of Computer Programming"を出版する際、印刷システム(原稿、ゲラ、校正、印刷等)の不便さから、彼自身が独自で開発した文書作成用のソフトウェアです。 通常、パソコンまたは、ワークステーションを用いて、印刷物を作るとき、ワープロやDTP(Desk Top Publishing)と呼ばれるソフトを利用して、作成します。これらは、WYSIWYG(What You See Is What You Get: モニタに映し出されたものが印刷される(正確には、モニタのdpiの値とプリンタのdpiの値の差がある))ソフトとも呼ばれ、数式や記号を入力する際、マウスを利用することになり、かなり、面倒な操作(マウスを扱うのとTeXのコマンドを覚えるのことのどちらが、面倒なのかは個人に依存しますが)を必要とし
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