2011年を振り返ると、実にさまざまなことが起きた。言うまでもなく東日本大震災、原発事故がもっとも大きなインパクトがあり、1月にグルーポンのおせち騒動が起きたことが、とても昔のことにように思えてくる。そして、IT分野では、一時代を築いた人物が次々とこの世を去った。その中でも特に大勢に影響があったのが、言うまでもなくスティーブ・ジョブズ氏である。 【拡大画像や他の画像】 彼の功績については、その死後からこれまでで語られ尽くした感がある。パーソナルコンピュータ、コンピューターグラフィック、そしてスマートフォンなど、30年以上にわたってあらゆる分野で革新を起こし続けたことに対して「偉大」という言葉では足りない。多くの人がそうであるように、私自身もそのニュースを聞き、自らのコンピューター史を振り返り、心にぽっかりと穴が開いたような思いにとらわれた。 その喪失感から落ち着きを取り戻したいま、1
スティーブ・ジョブズ氏がAppleのCEOを辞したとき、「スティーブはもうライブをやらない」というブログエントリーを書いた。単なる優れた経営者としての評価に、大きな違和感を覚えたからだ。彼はぼくらの世代にとってジョン・レノン死後の世界を揺り動かす「ヒーロー」であり、「ロックスター」だった。彼が繰り出すマジックに幻惑されていた。そんなアーティスト、スティーブの偽歴史を、ぼくはこんなふうに書き始めた: 偉大なパフォーマーでコンポーザー、プロデューサーのスティーブ・ジョブズがライブをやめると宣言した。彼が作り上げた不世出のロックバンド「Apple」のステージから降り、これまでバッキングに専念していたティム・クックがフロントマンとなる。 話は1970年代にさかのぼる。最初は、地元で意気投合したもう一人のスティーブ、ウォズとのフォークデュオ「Two Steves」だった。Two Stevesがガレー
米Forbes誌が毎年発表する「世界で最も影響力のある70人」ランキングで、米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO(27)が9位にランクインした。前年は初登場の40位だった。20代でランクインしたのは同氏だけだ。 同誌が11月4日(現地時間)に公開したリストによると、1位は昨年2位だったバラク・オバマ米大統領(50)。IT業界からは、ザッカーバーグ氏のほか、米Microsoft会長のビル・ゲイツ氏(56)が5位に、米Googleの共同創業者であるラリー・ペイジCEO(38)とサーゲイ・ブリン氏(38)が30位に、米Amazon.comのジェフ・ベゾスCEO(47)が40位に、米Appleのティム・クックCEO(51)が58位に入っている。昨年のランキングでは、10月5日に亡くなったスティーブ・ジョブズ氏がAppleのCEOとして17位に入っていた。 日本人としては、日本銀行の白川
A Sister’s Eulogy for Steve Jobs BY Mona Simpson, New York Times - in Japanese 私はシングルマザーのひとりっ子として育ちました。家は貧しく、父親はシリアからの移民だと聞いてオマール・シャリーフみたいな人を想像していたものです。お金持ちで優しくて私たちの人生 ―そしてまだ家具も揃ってないアパート― にやってきて、どうか助けてくれますように、そう願っていました。 後で父に会ってからは、電話番号を変えて郵便転送先の住所も私たちに残さなかったのはきっと父がアラブ新世界構築を企む理想に燃える革命家だからよ、そう信じようと努めました。 フェミニストながらに私は生まれてからずっと自分が愛せる男の人、自分にも愛情を注いでくれる男の人が現れるのを待っていました。それは父親だと何十年も思っていましたが、25歳のとき会ったその人は、兄
アップルの創業者である故スティーブ・ジョブズさんの追悼式が10月16日(現地時間)、米スタンフォード大学で行われました。ジョブズさんの実妹が追悼式で述べた弔辞の内容が、ニューヨーク・タイムズのサイトに掲載されています。はてなブックマークでは、この弔辞を日本語訳したエントリーに注目が集まっています。 ▽ A Sister’s Eulogy for Steve Jobs - NYTimes.com ▽ 妹からスティーブ・ジョブスへの弔辞 ジョブズさんの妹で作家のモナ・シンプソンさんによる弔辞は10月30日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズの「The Opinion Pages」に掲載されました。母子家庭で育ったシンプソンさんは、25歳の時に初めてジョブズさんと対面したとのこと。弔辞には、シンプソンさんが27年にわたってジョブズさんから学んだという”生き様”が記されています。 10月31日には
愛車メルセデス・ベンツSL55 AMGをナンバープレートつけずにバーコードだけで乗り回し「法を超越した男」と恐れられていたスティーブ・ジョブズが、なんとなんと法律はスレスレ守っていたことが亡くなった今頃になって判明しました! ジョブズの車だけナンバープレートがない理由を巡っては、 など諸説ありましたが、ギズがカリフォルニア州陸運局、サンタクララカウンティ保安局、カリフォルニア高速パトロール(CHP)に取材した時にはどの可能性も否定されていました。「新車購入後は3ヶ月つけなくてOKだから、それじゃないの?」という結論だったのですが...ジョブズは1枚上だったようです。 アップルOSセキュリティ上級アドバイザーだったEntrust社ジョン・カラス(Jon Callas)CEOがiTWireに明かした真相によりますと、ジョブズはカリフォルニア州のライセンスプレート関連法に「リースの車なら半年ライ
米Appleは10月23日(現地時間)、19日にカリフォルニア州クパチーノの本社で開催したスティーブ・ジョブズ氏の追悼式の模様を収録した動画を公式サイトに掲載した。 この動画を再生するには、Mac OS X Snow Leopard以降のSafari 4または5、iOS 3以降のSafariが必要。また、WindowsではQuickTime 7が必要だ。Windows上のGoogle ChromeおよびIEで確認したところ、日本時間の午前11時現在再生できず、「Available Soon」となっている。 この動画では、ノラ・ジョーンズやColdplayによるステージを含む、約1時間20分にわたるセレモニーの様子を見ることができる。 同社の共同創業者で会長だったジョブズ氏は、5日に亡くなった。Appleの公式サイトのトップページはそれ以来同氏の写真が掲げられ、リンク先には世界各国から寄せら
米Appleは10月19日(現地時間)、公式サイトに特設しているスティーブ・ジョブズ氏の追悼ページに、世界中から寄せられた同氏へのメッセージの一部を掲載した。 同社は5日、ジョブズ氏の死を伝えてから、公式トップページに同氏の写真を掲げており、このページのリンク先が「Remembering Steve.」という追悼ページになっている。このページには同氏への思いやお悔やみの言葉を送るためのメールアドレスが載っている。 ページには「世界中の100万人以上の人々がスティーブへの言葉を寄せてくれました。個人的な友人、同僚、Apple製品ユーザーなどからの、すべてのメッセージに共通するのは、同氏の情熱と創造性にいかに心を打たれたかということでした。ここに、メッセージの幾つかを紹介します」とある。 Appleは同日、本社キャンパスでジョブズ氏の追悼式を開催した。
日本経済新聞の電子版。「ビジネス」に関する最新のニュースをお届けします。
福田尚久さんインタビュー 「スティーブ・ジョブズさんのスピリットは生き続ける」 福田尚久さん,93年アップルコンピュータ入社,97年同社事業推進本部長,99年同社マーケティング本部長,01年米国本社副社長,02年退社 現在は日本通信株式会社専務 10月12日の放送「世界を変えた男 スティーブ・ジョブズの素顔」では、97年から2002年までジョブズさんとともに仕事をした福田尚久さんにインタビュー取材をさせていただきました。ジョブズさんの人物像に迫るあまりにも貴重なインタビューのため、放送で紹介できなかった部分も含めて、福田さんの許可を得て特別に掲載させていただきます。 理想と現実がちがうことを悔いていたジョブズさん 2人で話しているときに、彼が「自分には1つだけ悔いの残ることがある」と言ったことがありました。それは「85年にアップルを辞めてしまったことだ」と。「もしあのときに自分が辞
ジョブズが黒タートルを着た理由が今明らかに。きっかけは日本2011.10.14 21:0022,717 satomi スティーブ・ジョブズと言えば黒のタートル。 黒のタートルネックを年がら年中着たお陰でジョブズは「世界で最も覚えやすいCEO」になりましたけど、本人は実は最初あれではなくソニーみたいな三宅一生のナイロン製ジャケットを会社の制服にしたかったのだけど提案したら社員たちに却下され、それでしょうがなくひとり寂しく制服を着ていたのだそうな。三宅一生の着ていたタートルをこしらえてもらって...。 そんな知られざる黒タートルの秘話を自伝本著者ウォルター・アイザクソンに生前ジョブズ自らが明かしていました。以下がその世界初公開のインタビューです。 今ではジョブズのファッション・チョイスもいっぱしのビジョナリーという定評です。著名デザイナーのラルフ・ルッチをして「あのリーバイス501と黒タートル
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く