警視庁は6日、事故防止のため、自転車が通る車道左側をイラスト付きでカラー舗装する「自転車ナビマーク」の設置を始めた。この日は、モデル地区の東京都江戸川区の東京メトロ東西線西葛西駅周辺で作業が行われた。 歩道のある道路の車道左側に、自転車に乗った人をイメージしたイラストと進行方向を示す矢印の白色の舗装が施された。さらに後日、幅0.4メートルを青色でカラー舗装する。近くを自転車で通ったパートの女性(60)は「歩道で歩行者と衝突しそうになる危険を感じたこともあり、助かります」と話していた。 モデル地区は三つあり、警視庁はJR品川駅港南口(港区)と西武線小平駅南口(小平市)の両地区にも順次設置し、利用状況を検証する。【松本惇】