【サウジ・イラン断交】佐藤優氏、イランに近づいた米に対するサウジの「怒りのメッセージだ」 山内氏「最悪のシナリオ」 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏と明治大学特任教授の山内昌之氏が5日夜、BSフジ「プライムニュース」で今年の世界情勢の展望を語った。山内氏はサウジアラビアとイランの国交断絶が、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の利益につながるとの見方を示した。 佐藤氏は両国の国交断絶までの流れについて、IS掃討のためイランに接近した米国に対するサウジの「怒りのメッセージだ」と分析。山内氏は「サウジはシーア派に対する宗派闘争をしかけたが、ISはこれを機会に力を保持しかねない。サウジが宗派戦争の指揮権をISに取られ、権力基盤を奪われるのが最悪のシナリオだ」と指摘した。
指導国なき「Gゼロ」や「Gゼロ」後の世界を描いた米政治学者イアン・ブレマー氏率いる米ユーラシア・グループは5日、10大リスク予想を発表、2015年最大のリスクとして「欧州の政治」を挙げた。 ユーラシア・グループのHPより欧州単一通貨ユーロ圏(19カ国)からギリシャが離脱するシナリオが現実になった場合、欧州にとって吉と出るか、凶と出るか、正確に予想するのは難しい。 「借金の帳消しにしたいのなら、欧州統合のシンボルである単一通貨ユーロから出て行け」。「統合」より「分裂」を強調する言葉がドイツのメルケル政権内で公然と語られ、メディアをにぎわわせている。 ドイツを中心とした欧州「北部」と、債務危機の震源地ギリシャの民意は埋めようがないほど、距離が広がっている。実際にギリシャにとってユーロから離脱し、借金を踏み倒した方がギリシャ経済の回復は速くなる可能性がある。 そうした方がギリシャだけでなく、欧州
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