東京都立代々木公園(渋谷区)とその周辺で発生したデング熱の国内感染で、都は4日、園内10カ所で捕獲した蚊のうち4カ所でウイルスが検出されたと発表した。検出箇所が広範囲に及ぶため、都は同日午後2時、公園の8割のエリアを閉鎖した。当面、閉鎖して蚊の駆除を進める。 都によると、閉鎖は1967年の開園以来初めて。 都は2日に園内10カ所に仕掛けを設置し、翌3日に計276匹の蚊を捕獲した。捕獲場所ごとに簡易検査したところ、4カ所でウイルスの陽性反応が出た。 4カ所は樹木が茂る公園の西と南に集中。最多の89匹が捕獲され、ウイルスも検出された場所には堆肥(たいひ)にする枝や樹木片が積み上がり、蚊が密集しやすい状態だった。最初の感染を受け、都が殺虫剤を散布した場所で捕獲した蚊からはウイルスが検出されなかった。 都は8月26~27日にも、ほぼ同じ10カ所で蚊を捕獲したが、捕獲数は35匹にとどまり、いずれもウ
先週、ある事件が起きたことで、エボラがさらなる拡大を見せつつあるのだ。ウイルスに感染すると致死率が50~90%という高さであり、もはや日本から遠く離れたアフリカの風土病と位置づけている時代は終わりを告げるかもしれない。 実はナイジェリアの首都ラゴスで7月25日、エボラによる死亡者が出た。この事例は単に感染が4カ国に広がったということではない。深刻な事態に発展する可能性があるのだ。 と言うのも、ラゴスの病院で亡くなったパトリック・ソイヤーさんという40代のリベリア人男性は、リベリア財務省のコンサルタントで、飛行機でリベリアからナイジェリアの空港に着いた直後に倒れて病院に搬送されている。 ラゴスの保健省によると、ソイヤーさんがナイジェリアに着いてから59人との接触があった。周囲の人たちはソイヤーさんがエボラの患者だったことを知らない。すでに59人は特定されて、感染の注意が喚起されているというが
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市、CDB)の笹井芳樹副センター長(52)が2014年8月5日朝、隣接する先端医療センター内で首をつって自殺したことを受け、理研の加賀屋悟広報室長が同日午後、文部科学省で会見した。少なくとも4通ある遺書の大半の宛先については明らかにせず、内容についても「把握していない」とした。 ただ、笹井氏は「疲労困憊」の状態が続いており、3月には「心理的ストレス」を理由に入院していたことが明らかにされた。加賀屋氏が笹井氏と電話で打ち合わせをした際も「普段とは違う」と感じていたという。 遺書は秘書の机に少なくとも1通、自殺現場に3通 笹井氏は9時前に首を吊った状態で職員に発見され、警察に通報。駆け付けた先端医療センターの医師からは「死亡している」との発言があったが、笹井氏は神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)に搬送され、11時3分に死亡が確認され
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