アメリカの経済誌フォーブスは、いわゆる世界の長者番付を発表し、資産が日本円にして1200億円を超える富豪の数は、これまでで最も多い1800人以上に上り、株高を背景に、富裕層に一層富が集中する傾向がうかがえます。 日本人のトップは、衣料品チェーンのユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長で202億ドル、日本円で2兆4200億円で全体では41位。 続いて、ソフトバンクの孫正義社長で141億ドル、日本円で1兆6900億円で、全体では75位でした。 フォーブスによりますと、10億ドル、日本円で1200億円以上の資産を保有する人はこれまでで最も多い1826人で、すべての資産を足し上げると、ドルに換算した日本のGDP=国内総生産の1.5倍近くに上ります。 この背景には、アメリカをはじめ、世界的な株高傾向によって、富豪が保有する株式の評価額が膨らんでいることがあり、富裕層に一層富が集中する傾