日本軍「慰安婦」にされたのは主に日本人以外のアジア諸国の女性たち 日本軍「慰安婦」とは、1932年の第一次上海事変から1945年の日本の敗戦までの間に、日本の陸軍と海軍が戦地・占領地につくった慰安所に入れられて、日本の軍人・軍属の性の相手をさせられた女性たちのことです。 「慰安」というのは、本来は慰さめて心を安らかにすることで、慰安所とは心のオアシスというような意味で用いられていましたが、軍人が性交する場所という事実を隠すために、軍はこの用語を選んだのでしょう。 日本軍「慰安婦」にされた人は、日本人・朝鮮人・台湾人・中国人・フィリピン人・インドネシア人・ベトナム人・マレー人・タイ人・ビルマ人・インド人・ティモール人・チャモロ人・オランダ人・ユーラシアン(白人とアジア人の混血)などの若い女性たちです。そのうち、朝鮮人・中国人・フィリピン人・インドネシア人など日本人以外の女性の比率が圧倒的に多