消費者の期待値は高い。求められるのは電力会社選択のための情報だ 電話会社やインターネット接続会社のように、一般家庭で電力会社を選べるようになる。2016年4月から日本でも電力小売市場が全面自由化を果たすからだ。7.5兆円規模とも言われるこの市場を睨み、多彩な異業種を含む膨大な数の事業者が参入を表明している。その数は2014年12月26日現在で、届け出があるだけでも468社に上るという。 情報ニーズの高まりに対応した専門メディアも既に現れ始めている。たとえば2015年2月上旬にスタートしたばかりの「電気を選ぶ.jp」(http://denki-erabu.jp/)など、電力自由化に関する情報を提供するニュースサイトも今後増えていくだろう。また、2015年2月25日から27日の会期で開催されている電力関連技術・製品の大規模な総合展示会「スマートエネルギー Week 2015」内でも、こうした流