「前書き図書館」メニューページはこちら 「幾何学のふしぎ」物語 「直線外の一点を通って、これと平行な直線はただ一本しか引けない」というユークリッドの第五公理に対し、「いや平行線は二本引ける」として誕生した非ユークリッド幾何。その考え方と歴史から、幾何学の魅力をさぐる。 -*-*-*-*-*-*-*- 1977年にブルーバックスから刊行され、30年以上にわたって刊行されてきましたが、残念ながら数年前にいちど品切れとなっていました。非ユークリッド幾何という、一見とっつきにくいと思われていた分野ですが、現代の物理学の中でその存在は確固としてあり、われわれは恩恵を受けているのです。 今回は、多くのブルーバックスファンからの復刊を願う熱いメッセージと、秋山仁先生からの推薦もあり、名著復刊となりました。 秋山先生から「新装版に寄せて」の文章をいただき、新装版に掲載いたしました。秋山先生が院生だったころ