『嫁をやめる日』 垣谷美雨 この表紙の、可愛らしい絵。 でも、鳥かごの中に閉じ込められた息苦しさ。 40代の若さで、突然夫が亡くなったら? 近くに住む夫の両親。 舅は痴ほう症の症状が出てきた様子。 義姉はひきこもり。 姑は、合い鍵を使って、勝手に自分の家へ出入りする・・・。 このままでは、安心して寛ぐこともままならない。 しかも、義両親の老後のお世話や、いずれは、ひきこもりの義姉のお世話までが自分にかかってくるのでは・・・? まだ40代。 この先の人生を、義両親と、ひきこもりの義姉の世話にあけくれるのか? そんな息苦しさから、主人公は姻族関係終了届を役所に提出しました。 夫が亡くなっても、夫の両親からみれば、嫁であることにはかわりません。 まして、息子を亡くした親からしたら、この先頼れるのは亡き息子の嫁・・・ 田舎であれば、舅や姑の面倒は見るのが当たり前と思われてしまいます。 女性はいろい
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