日本電機工業会(JEMA)が20日発表した2月の白物家電の国内出荷額は、前年同月比30.6%増の2054億6600万円だった。プラスは9カ月連続で、2ケタの伸びは4カ月連続。出荷額は2月として、データがさかのぼれる1997年以降で最高となった。景気回復による消費者心理の改善に加えて、4月の消費税率引き上げを前にした駆け込み需要も出荷額を押し上げた。品目別ではルームエアコンが45.4%増の566
アベノミクスの第1の矢、大胆な金融緩和によって円安になっても輸出は伸びず、貿易収支の赤字はますます拡大している。これは大胆な金融緩和に十分な効果がないことを示すものだという説がある。しかし、大胆な金融緩和は資産価格の上昇や実質金利の低下など様々な経路を通じて効果を持つもので、輸出という経路が効かないからといって、金融緩和の効果がないとは言えない。何より、現在、生産が拡大し、雇用も増大し、賃金も上昇しようとしている。 そもそも、金融緩和に反対していた人々は、金融緩和で円安になれば輸出が増えて貿易摩擦の再燃で大変なことになるなどと言っていた。貿易収支が赤字になるなら貿易摩擦など起きないのだから、良いことではないだろうか。 事実を見てみよう さて、多くの人が、日本はこれまで輸出主導で回復してきた、だから今回の景気回復が輸出主導でないことは奇妙だ、これは金融緩和が景気を拡大させる効果が大きくない証
電子ペーパーは液晶に比べて目が疲れない――こんな都市伝説めいた話について、眼に関するプロフェッショナルである検眼医が興味深い論文を発表した。 液晶と電子ペーパー――この2つのディスプレイを巡っては、特に後者の陣営からその優劣を主張する声がこれまで幾度となく挙がってきた。 この2つのディスプレイ技術にはバックライトの有無など表示原理や特性に明確な違いがあるが、こと「目の疲れやすさ」、言い換えれば「眼精疲労」という視点では、液晶は常に不遇な扱いを受けてきたといってよいだろう。Web上で目にする記事でも、短時間での条件下で比較検証した結果を以て電子ペーパーの方が眼精疲労が少ないとしているものもあるし、そもそも眼精疲労が身体疲労と混同して語られていることも多い。読書デバイスとしてのタブレットやスマートフォンが台頭する中、そしてAmazonが「Kindle Paperwhite」や「Kindle F
週刊誌が「STAP細胞」論文不正問題に揺れる小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)に対するバッシング報道がますます過激化してきた。 中でも「小保方晴子さん 乱倫な研究室」と刺激的なタイトルを付けたのが、2014年3月19日発売の週刊文春だ。 共著者・笹井氏にとっては「シンデレラ」? 文春は、一連の騒動の裏には「不適切な『情実人事』」があったと指摘する。その背景として紹介しているのが、当時、理研チームリーダーだった若山照彦氏に対する「猛アタック」だ。記事上では、元同僚が「『センセ、センセ』とずっと追いかけ回すような感じ」「(同じラボに勤務する若山氏の)奥さんが帰宅すると、すぐに『先生、ごはん食べにいきましょう』(と言っていた)」などと証言している。 また、共著者である笹井芳樹氏からの「寵愛」があったとも伝えている。「ES細胞の第一人者」として知られる笹井氏が小保方氏のユニットリーダー就任を
3月14日に行われた独立行政法人・理化学研究所(理研)の「STAP細胞 研究論文の疑義に関する調査中間報告」会見の後、各週刊誌がそれぞれこの問題について特集記事を掲載している。 3月19日発売の『女性セブン』は『「リケジョの星」転落全真相 小保方晴子さんを躍らせた”ケビン・コスナー上司”の寵愛』というタイトルで3ページの特集を組んでいる。 “ケビン・コスナー上司”とは、ネット掲示板サイト『スラッシュドット・ジャパン』の http://slashdot.jp/comments.pl?sid=625569&cid=2557435 [リンク] そして、OさんとSさんの関係は、出入り業者や秘書レベルまで、皆知っていること。 「僕はケビンコスナーなんだよ」という発言なんか有名すぎます。 この件、Sさんが鍵というか主犯。 ここ一年くらいOさんとこか広報のとこに入り浸りでしたし、あの前のめり過ぎるプレス
応援します。 政治的にっていうと、S先生とのバトルって事で、内情を知る人間であればそれが如何に困難かは知ってるはず。 SさんはCDB内で強すぎますから。 そして、OさんとSさんの関係は、出入り業者や秘書レベルまで、皆知っていること。 「僕はケビンコスナーなんだよ」という発言なんか有名すぎます。 この件、Sさんが鍵というか主犯。 ここ一年くらいOさんとこか広報のとこに入り浸りでしたし、あの前のめり過ぎるプレスはSさんの意向で、全体のストーリーを書いた張本人。 本来は、有頂天になる以前に、冷静な疑義を彼女に突きつけなければならなかった役のはず。 Sさんがチェックができていない状況なのに、Oさんを囲い込んでしまい、他の著者からの指摘が充分に機能しなかったから、現状況があります。 一方で最近、Oさんが、Sさんからのセクハラとして上層部に訴えてたりと内情はカオスですから、それをSさんが知れば状況は一
「STAP論文」事件のウラに不適切な“情実人事” 小保方晴子さん 乱倫な研究室 本人からは回答メールが… ▼「先生、お食事行きましょ♥」猛アタックで共同研究者の家庭にヒビ ▼「小保方さんは僕のシンデレラ」ノーベル賞候補・笹井教授の転落 ▼神戸の湾岸高級ホテルを自宅代わり セレブ生活の資金源 ▼共同研究者 若山教授を「聞くに堪えない言葉」で罵倒 割烹着 ピンクの実験室は“やらせ” メディアを踊らせた広報戦略 高校時代は勝手に「彼女宣言」でトラブルも…妄想リケジョ伝説 「ウィキのコピペですが、何か?」あなたの会社の小保方さん 韓国企業“技術ドロボウ”の悪辣 東芝事件は氷山の一角 サムスンは「日本人協力者」100人! アベノミクスから逃げ出す人々 竹中平蔵、日銀審議委員、産経編集委員… ワイド特集 虚像と実像 アンネの日記損壊犯が謎の主張「佐村河内とは一緒にしないで」 TBS安住アナ番組刷新で反
前途洋々だったはずの科学者生活から借金地獄に転落するかもしれない。理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は、博士論文にも「盗用疑惑」が浮上し、博士号取り消しが現実味を帯びてきた。 博士論文の取り下げは小保方さんから早稲田大学関係者に意向が伝えられているというが、実際に「博士号取り消し」となれば文字通りタダでは済まない。 ■これまでの支給額は約1200万円 「小保方さんは08年から3年間、日本学術振興会の『特別研究員』に選ばれ、毎月20万円の研究奨励金のほか、年間150万円の研究費が補助されています。規定によると、不正行為や特別研究員としてふさわしくない行為があった場合、『支給済みの研究奨励金の返還要求』と定められている。仮に博士論文が不正、悪質と判断されたら、今まで支給された約1200万円を返還要求される可能性があります。原資は税金だけに放置するわけにはいかないでしょう
液晶は,液体の持つ流動性と結晶の持つ性質を併せ持つ有機材料で,液晶ディスプレイ(LCD)の表示材料として使われる。「液晶材料」や「液晶ブレンド」と表記されることも多い。 液晶の発見そのものは古く,1888年にオーストラリアの植物学者F. Reinitzerが最初に発見した。しかし,表示素子として利用できるようになったのは1964年に米RCA社のG. H. Heilmeierらが,液晶の動的散乱(Dynamic Scattering)と呼ぶ効果を発見してからである。 液晶ディスプレイ(LCD)に使われる液晶は細長い棒状の分子構造を持っており,光学異方性(複屈折),誘電率異方性などの異方性を持っていることから,(1)配向膜の溝に沿って液晶分子が並ぶ,(2)電圧をかけると液晶分子の並び方が変わる,(3)光は液晶分子の並んだ向きに沿って進む---という三つの特徴を持っている。 この液晶を,細かい溝
世間では博士論文の「コピペ疑惑」で騒がしいが、もちろん独自の研究で論文を書き上げ、博士号を手にした人が大多数だろう。ところが、苦労して学位を手にしても、就職先がなかなか見つからないというのだ。 大学や研究機関に勤めたくても、そこは狭き門。一般企業は、博士の採用にあまり積極的ではないそうだ。実態は好転するだろうか。 国の見通し甘く博士号取得者の採用枠広がらず 文部科学省が発表している最新の2012年度版「学校基本調査」では、博士課程修了者の就職状況に触れている。このうち正規の就職者は52.5%にとどまっている。修士課程修了者の70.1%と比べると、差は大きい。また正規の職員でない者は14.8%、一時的な仕事が5.3%となり、2割ほどが仕事は見つかっても不安定な状態に置かれていることがわかる。進学も就職もしていない割合は18.5%に達する。2割弱が博士号をとりながら「無職」を余儀なくされている
3月14日、STAP細胞論文に多数の疑惑が浮上している問題を受けて行われた会見。理研は、科学雑誌『Nature』に発表した論文の画像が小保方晴子ユニットリーダー(30)の博士論文で使用されたものと同じだったと認定。論文撤回を勧めたところ小保方さん、共著者の笹井芳樹副センター長(52)と丹羽仁史プロジェクトリーダー(49)が同意したと明らかにした。そんななか、理研で働いていたという元“同僚女性”が証言する。 「彼女は責めを負うべきですが、1人だけが責められるべきかと言われるとそれは違う。まだ業績もない30歳の女性がユニットリーダーに抜擢されるのは異例で、その際は上司がサポートに入るのが通常。つまり今回の陰には研究を仕切った裏のボスがいるんです。それに共同研究者たちも、チェックをしなかったから同様です。なぜ誰も気づかなかったのか。実は共同研究者は自分のデータを渡せば『あとはお任せ』ということ
理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが2011年に早稲田大に提出した博士論文について、学位審査員だった留学先の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が、英科学誌ネイチャーの関連サイトの取材に「論文のコピーをもらったり、読むように頼まれたりしていない」と話していることがわかった。 この博士論文では、画像の使い回しや文章のコピー・アンド・ペースト(切り張り、コピペ)などが指摘され、早大が調べている。ネイチャー誌の報道について、早大は「バカンティ教授からこれまでそうした指摘はなかった。実際にどうだったか審査過程も調べる」としている。 早大によると、博士論文の審査では、大学側や学生、審査員が連絡を取り、すべての審査員が参加する公聴会も開かれる。「審査員が論文を目にしないことは通常はありえない」という。この論文の審査員はほかに早大教授2人と東京女子医科大教授1人の計4人だった。
これが「女子力」というには語弊があるか。 理研のユニットリーダー小保方晴子さんの研究班が発表したSTAP細胞に複数の疑義が生じているが、研究の世界でのし上がる処世術を駆使していて地位を築いたのか、とも疑いの目を向けたくなる。 小保方さんは、千葉県でも上位校の東邦大学付属東邦を経て、早大に進学。早大大学院で博士号を取得し、東京女子医科大学先端生命医科学研究所研修生、そしてハーバード大から理研へと組織を移っていった。 週刊文春(3月27日号)には「小保方晴子さん乱倫な研究室」と題して、ハーバード大バカンティ教授、さらにはかつての上司だった若山照彦山梨大教授、理研副センター長の笹井芳樹氏らにすり寄ったエピソードが紹介されている。詳細は同誌にあるが、某教授には、すり寄って誤解を招き、教授の夫婦仲や、組織の仲がギクシャクしたこともあったそうだ。 ある全国紙の遊軍デスクは「ピンクでムーミンの絵がある研
科学者の代表機関である日本学術会議の大西隆会長は19日、「STAP(スタップ)細胞」の論文問題に関する理化学研究所の調査委員会について、中立性を保つため委員長を外部に依頼するよう求める談話を発表した。 理研に郵送し、理事会のメンバーにも電話で伝えたという。 談話は、〈1〉早期解明に向け、調査の日程を明示〈2〉調査委員の職や立場を明かし、委員長を外部に依頼〈3〉STAP細胞作製の真偽検証〈4〉論文作成、発表における理研の管理体制を検証――の4点を求めた。 理研は「真摯(しんし)に受け止め、検討したい」と話している。
夢の万能細胞「STAP細胞」を巡って、「世紀の大発見」のプロジェクトリーダーにして「リケジョの星」だった小保方晴子氏が、窮地に立っている。 はなはだ遺憾な事ながら、事実関係の全貌がまだ明らかにされていないが、今のところ、(1)「ネイチャー」に掲載されたSTAP細胞の論文に不備と不審な点が複数あり、論文の主著者である小保方氏と彼女の所属組織で論文の共著者を複数抱える理化学研究所は論文の取り下げの意向を発表しており、加えて、(2)小保方氏は、本事件を切っ掛けに調べられて不備が見つかった博士論文についても早稲田大学に対して取り下げを申請する意向だと報じられている。 「責任意識」をインパクトある形で世間に示す 以下、これら二点を事実関係の前提条件として、仮に小保方氏から「私は、これからどうしたらいいか?」という人生相談があれば、どう答えるべきかという問題を、考えてみたい。 小保方氏及び理研が論文を
那須優子さん 医療ジャーナリスト・那須優子です。 3年ぶりに取材活動に復帰いたしました。 80代、90代の戦争経験者の患者さんと接する機会が増え、名もなき戦争経験者の声を後世に残すことを天職にしたいと思う今日このごろです。 【経歴】 産経新聞社記者を経て慶應義塾看護短大看護学科卒。 02~06年週刊朝日別冊「手術数でわかる いい病院」 05年~06年東京大学大学院医学系研究科客員研究員 06年~、週刊誌記者を経て、現在は三途の河(介護現場と手術現場)と浮世(ジャーナリスト稼業)をいったりきたり。 【著作】「食品不信社会―なぜ企業はリスクコミュニケーションに失敗するのか」中央法規共著 代表作「給食費未納よりひどい医療費窓口踏み倒し親たち」(「新潮45」07年12月 東日本大震災前の2011年2月に入院して以来、 3年ぶりに取材活動を再開しました。 取材活動再開といっても、 本日発売の新潮4
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