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ブックマーク / www.tokachi.co.jp (2)

  • 【古紙からエタノール】有望な微生物を特定(下)|WEB TOKACHI-十勝毎日新聞

    残さを原料、生産資材にも 地球に優しい「ごみ再利用」 「古紙以外にも」広がる可能性 「古紙だけではなく、十勝に豊富にある農業残さも合わせてバイオエタノール生産を実現したい」。研究グループ一員の青山文弥十勝毎日新聞社社員は強調する。 研究グループが特定した、セルロースを分解(糖化)する有望な菌株「トリコデルマ」と「フザリウム」を活用すれば、セルロース系原料である農業残さ(麦かんやジャガイモの皮、ビートトップなど)からもバイオエタノールを生産できる可能性が出てくる。 農業王国・十勝には農業残さが無尽蔵にあるといっていい。帯広開発建設部の調査では、管内の農業生産から出る残さは年間約200万トン。農水省の調べでも、農作物の非用部は年に約1400万トン出て、約3割は堆肥(たいひ)や飼料、家畜敷料などに使われるが、約7割は未利用のままだ。こうした大量に眠る未利用資源を有効利用する

  • 【古紙からエタノール】有望な微生物を特定(上)|WEB TOKACHI-十勝毎日新聞

    十勝毎日新聞社(林光繁社長)と帯広畜産大学(長澤秀行学長)の研究グループが、創刊90周年記念事業の一環として古紙からバイオエタノール生産の実用化へ向け、セルロースを分解(糖化)する有望な微生物を特定した。研究の歩みを振り返るとともに、セルロース系バイオエタノール生産の可能性を探った。(山崎大和) ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇ 2年間 研究の歩み 「6億5千万分の2」の選抜 自然土壌由来へのこだわり シャーレ1万枚毎日にらめっこ 「使用したシャーレ(培養する容器)の枚数は約1万枚。シャーレとにらめっこする毎日だった」。帯畜大大学院生として研究開始時から参加した渡部愛さん(26)=現帯広市職員=は当時の苦労を振り返る。 2007年10月に始まった研究は渡部さん(09年3月に大学院修士課程修了)のほか、研究実施責任

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