“違法なレストラン”に学ぶ。市民主導のユートピアの作り方 Photo by Lassi Häkkinen 年に4回、街中がレストランになるという特別な日がある。フィンランドの首都ヘルシンキではじまり、いまや世界的なムーブメントとなった「レストランデイ」。誰もが、どこでも好きな場所で「自分の店」をもてる一日。ルールは一切なし。歩道や公園、裏庭、自宅のダイニングテーブルや屋上だってレストランになる。 そんな夢のカーニバル、実は“ゲリラ行為”からはじまった。5年前、市民が「たった一日でいいから、ルールをなくして、あなたの市民の常識と道徳を信じてみませんか」。そう行政や自治体に市民が訴えてみたが、反応は渋かったという。 「この日は市民を信じて100%の自由を与えてみましょう」 「決まりごとは一切なし」のレストランデイ。ライセンスの取得や契約も不要。参加費、登録費というものも存在せず、出店したい人
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