オレンジの帯を巻いた、JR東日本の中央線快速。この3月14日より、トイレの使用が可能になることをご存じだろうか。すでに一部車両の4号車には車いす対応のユニバーサルデザイントイレが設置されているが、現時点で利用することはできない。ただ、未使用のトイレを目の前にして、「何かある」ことに気付いた人もいるだろう。 トイレを設置するために、現在運用しているE233系のほかに、常磐緩行線の車両(209系)が塗色を変えた。中央線の車両が不足するので、その足りない本数を埋めるために運行しているのだ。 通勤電車にトイレ? というと意外な感じを受ける人もいるかもしれない。確かに山手線や京浜東北線、中央・総武緩行線のような、乗車距離が短い路線の車両には、トイレがない。もし用を足したくなったら、電車を降りて駅のトイレに行き、その後ホームにも戻って後続の列車に乗ればいい。駅のトイレは改札内にあることが多いので、改札
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