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ブックマーク / uxmilk.jp (12)

  • UXデータを用いなければ、それはUXデザインではない

    UXデザイナーはさまざまな問題解決の手法を思うままに使うことができます。しかしその手法は、ユーザーリサーチに裏付けされたインサイトに基づいて発揮されなければいけません。ユーザー中心のデータがなければ、UXデザイナーは直感と経験を頼りに仕事を進めることになります。なぜこれが問題になるのでしょうか? 直感と経験は確かに貴重なアセットの一つではありますが、これらとUXデータはまったく異なります。直感や経験を頼りにデザインすると、「デザイナーが一番よく解っている」という危険な憶測が生まれてしまうのです。 残念なことに、多くのデジタルプロダクトがこの浅薄な憶測を基に作られています。そこで、私たちは次の規則を提示しようと思います。UXデザインUXデータから始めなければなりません。デザインがリサーチで得られた知見や、実際のユーザーのインサイトに基づいていないなら、それはUXデザインとは呼べません。 デ

    UXデータを用いなければ、それはUXデザインではない
  • 初心者のためのユーザージャーニーマップの使い方

    プロダクトクリエーターは「人々がプロダクトを実際にどのように使っているのか」といった質的な問いに答えなくてはなりません。 そのためには、ユーザーの視点からユーザー体験全体の質を理解する必要があります。 ユーザージャーニーマップはユーザー視点に光を当てる素晴らしい取り組みです。 ユーザージャーニーマップとは? ユーザージャーニーマップは、個人とプロダクトやブランドとの関係性をさまざまなチャネルを跨いで時間軸に沿って俯瞰的に把握できるようにビジュアル化したものです。 ユーザージャーニーマップはさまざまな形やフォーマットで表されますが、一般的にはユーザーとプロダクトの間のすべてのタッチポイントのタイムラインが表示されます。ここにはユーザーがプロダクトとインタラクションするために必要なすべてのチャネルに関する情報が含まれています。 何故ユーザージャーニーマップはデザインの改善に役立つのか ユー

    初心者のためのユーザージャーニーマップの使い方
  • UX DAYS TOKYOから学んだ、UXデザイナーが意識すべき4つのこと

    カナダの制作会社でデザイナーになり、UXデザインに従事。ドイツのベルリンにてフリーランスデザイナーとして活動後、日に帰国。現在株式会社yappliのUX/UIデザイナーとして、WEBやアプリのデザインを手がける。 こんにちは、UX/UIデザイナーとして働いている岡田です。普段は管理画面のデザイン改善や、時にはアプリのデザインをしています。 先日「ビジネスのためのUX」をテーマとしたUX DAYS TOKYO 2019に参加してきました。そこでの学びについて、私自身の意見も交えながらいくつかピックアップして皆さんに共有したいと思います。 1. 調和の取れた組織運用 おそらく皆さんの多くは、良いUXデザインを作り上げたい、使いやすいプロダクトを提供したいと考えているのではないでしょうか。そんな皆さんは、あるプロダクトのUXデザインをするときにはまず何から考え始めますか? ユーザーインタビュー

    UX DAYS TOKYOから学んだ、UXデザイナーが意識すべき4つのこと
  • 定性的調査と定量的調査、それぞれの特性と使い分け

    Codalのマーケティングマネージャー、ブロガー、テクノロジーとスタートアップのマニア。 Codalはシカゴに社を置くグローバルソフトウェア設計、開発会社です。 Jennaはテクノロジーの世界の発展に情熱を注いでいます。 調査業務というものは、デザインの現場などで不当に扱われがちです(特にマネジメントサイドから)。 調査は貴重な予算の無駄使いで、デザインのようなもっと価値があるものに費やすべきだと考えてしまいがちです。しかし、優れたユーザビリティをデザインしたいなら、調査を行うことは、ほかの要素と同じように重要です。 優れた調査を行うことで、ターゲット市場のニーズに対応し、ユーザーが必要としているものを提供する優れたデザインを生み出すことができます。適切な調査がないと、デザイナーはプロジェクトの目標が達成されているのか、正しいユーザー層のためにデザインができているのかを判断することができ

    定性的調査と定量的調査、それぞれの特性と使い分け
  • UXデザイナーはいかにしてUXを組織に広げるか?

    UXデザイナーになるということは、ある種の宗教に入信するようなものです。 UXデザイナーの仕事の一つは、他者にあなたの信念を受け入れさせることです。まるで聖職者の鑑のように、UXデザイナーは他者がUXの担い手になることを望みます。 ユーザー体験のような抽象的な概念について理解を得るには説明が必要です。そして、共有したい信念について共通の経験がない限り説明は失敗するでしょう。 「ユーザー体験が何であるかを説明することはできません。できるのは、示すことのみです。」 それでは、良い言葉を広めるためのいくつかの有効な戦略について深堀してみましょう。 最初の信者を構築する The Guide to UX Leadershipで説明したように、エバンジェリストは自分の声が届く範囲までしか影響を及ぼすことができません。 もし組織を拡大したいと考えているなら、信者の面倒を見るあなたの弟子たちのグループを作

    UXデザイナーはいかにしてUXを組織に広げるか?
  • UXレビューを実践するための9つのステップ

    Ryan O Connor氏は 、Goby Savvyの共同設立者です。ワクワクするようなUXを作成することで、企業のビジネスに関する課題へ対処するサポートを行い、ゴールを達成することを自身の指名としています。 この記事は、UXレビューなどを得意とするUXデザイン企業「GobySavvy」の創業者Ryan O'Connorによる記事です。 UXのレビューを行う場合は、実用的なインサイトを得ることに集中しなければなりません。 UXレビューとは、ただユーザビリティに関する問題をまとめるだけのものではありません。ステークホルダーやクライアントにこれからすべきことを示す役割も果たします。また、問題を解決するだけではなく、さらなるコンバージョンやエンゲージメントにつながる新しいビジネスチャンスを提示するためのものでもあります。 明確なプランを提示できなければ、そのレビューは単にTo Doリストに鎮座

    UXレビューを実践するための9つのステップ
  • ファイナルファンタジーVIIから学ぶチュートリアル設計

    1997年の12月25日、私は最愛のメガドライブを卒業し、初代プレイステーションを手に入れました。それから数ヵ月の間、数えきれないほどの時間を史上最高のRPGであるファイナルファンタジーVII(以下FFVII)に費やしました。 それから約20年後にあたる去年、FFVIIはiPadでリリースされ、再度プレイしたときに全く新しい観点からこのゲームを再評価することとなりました。特にオンボーディング(サービスの初期導入プロセス)に関しては学ぶ点が多かったです。 FFVIIに詳しくない人向けに説明すると、このゲームは主人公クラウド・ストライフと反乱軍の仲間が、暴虐な巨大企業から星を守るために戦う一方で、力におぼれた宿敵、セフィロスを追い詰めていくストーリーです。 ノスタルジーに浸ったりながらiPad版におよそ44時間も没頭するうちに、私は10歳の頃と同じようにFFVIIを大好きになりました。しかし、

    ファイナルファンタジーVIIから学ぶチュートリアル設計
  • 今注目のVRを取り扱うVR専門メディア厳選10選

    近頃テクノロジー界隈は「VR(Virtual Reality=仮想現実)」の話題で持ちきりです。今年はOculus Rift、Playstation VRやHTC Viveなどが揃って一般発売することで「2016年はVR元年」と言われたり(はたまた言われなかったり)していますが、いずれにせよ注目度が高いことには変わりはありません。 そこで今回は国内外でVRの情報を専門に扱うメディアを厳選して5つずつピックアップ。何を買うか迷っている方も、とりあえず様子見の方も、是非大盛り上がりのVR市場をウォッチしてみてください。 国内のVR専門メディア Mogura VR 国内のVR情報では1,2を争う更新頻度の専門メディアです。VRのニュースや体験レポから初心者向けの解説、イベント情報やVRグッズの販売まで行う総合情報サイトとなっています。 VR Inside Mogura VRと並ぶ更新頻度で情報発

    今注目のVRを取り扱うVR専門メディア厳選10選
  • 実はあのアニメやマンガで使われていたフォントまとめ

    デザインをするとき、「あの作品みたいなフォント」のようにイメージしたり、説明したりすることはないですか? 今回は有名なアニメ作品の中でもフォントが特徴的なものを集めてみました。 マティス-EB アニメのフォントとして必ず引き合いに出される定番フォントがマティス-EBです。こちらは「新世紀エヴァンゲリオン」の題字で使用されていることで有名ですが、元のフォントを見ればわかるように、使用の際にはかなり横幅を圧縮しており、独特の緊張感を醸し出しています。 ラグランパンチUB こちらは見覚えのある方も多いのではないでしょうか。作中にもタイポグラフィを大胆に使ったことで話題になった「キルラキル」のフォントです。そのインパクトあるボールドさと、大胆な赤と文字づかいでラグランパンチはキルラキルフォントとして一躍有名フォントとなりました。 ゴシックMB101 モリサワフォントに収録されている、使い勝手のいい

    実はあのアニメやマンガで使われていたフォントまとめ
  • 絡み合った情報を解きほぐす、IA(情報設計)とは?

    私たちは『How to Make Sense of Any Mess』というについて、このの著者であり、情報アーキテクトでもあるAbby Covert氏と話をしました。今回は、そのの内容を抜粋してご紹介します。 この抜粋について 今回ご紹介するのは、『How to Make Sense of Any Mess』の第一章からの抜粋です。このは現在、ペーパーバック版、Kindle版をAmazon経由で購入することができます。 はじめに 日常にあふれている、意味を理解しなければいけない様々なものについて考えてみましょう。プロジェクトや製品、サービス、プロセス、収集、イベント、パフォーマンス、箱、抽斗、クローゼット、部屋、リスト、計画、取扱説明書、地図、レシピ、道順、人間関係、会話、アイデア。リストはどんどん続きます。 混沌や混乱、複雑さに直面してもなお進んでいかねばならないという経験は、

    絡み合った情報を解きほぐす、IA(情報設計)とは?
  • アクセシビリティを最優先にするべき7つの理由 | UX MILK

    この記事はWebdesigner Depotの許可を得て翻訳転載しています。 Webdesigner Depot - REASONS TO EMBRACE WEBSITE ACCESSIBILITY (2015-04-29) かつてWebデザインは単純な業務であり、Internet ExplorerやNetscape上でデザインが見栄えのするものになるようにするだけでほぼ仕事が完了していました。そしてデザイナーの中には、ユーザーがどのブラウザを操作するかを指定できるとさえ考えている人たちもいました。多くのデザイナーにとって視覚的デザインは考慮すべき最優先事項ではなく、それだけが唯一考慮すべき事項だったのです。 このようなアプローチは、現在でも時折見かけるような酷い遺物を生み出します。このように、サイトの見た目やウィンドウの装飾を重視するあまりサイトのコンテンツをおろそかにしてしまうことは

  • Duolingo—課金も広告もない、新しい時代のサービスデザイン

    インターネットサービスが利益を得る仕組みはだいたい、課金・広告・仲介・ECの4つに分けられます。 例えば、ゲームアプリではスタミナやガチャが導入され、ユーザーにお金を使ってもらう(課金する)ように誘導する設計がされるようになりました。他にも、月額や年間の課金でさらに機能が使えるといったサービスなど、様々なプランと機能をもったアプリがアプリストアに並んでいます。 コンテンツは無料でも、アプリ自体が有料のものもあります。 また、ダウンロード無料で課金要素がないアプリも、利益をあげることを目的としていれば、上述の通り利用範囲が限定されているか、どこかに広告が入っています。 今、最初に挙げた4つの方法にない、新しい利益を得る仕組みをもって、規模を拡大しているサービスがあります。 それが世界に1億人のユーザーがいるともいわれているアプリ、Duolingoです。 語学学習アプリDuolingo Duo

    Duolingo—課金も広告もない、新しい時代のサービスデザイン
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