直径約20.5cm、高さ34.5cmのFFF(熱溶融積層)方式小型3Dプリンター「rs-Mini」がMakuakeでプロジェクトを開始した。 rs-Miniは小型ボディながら、最大105×135×120mmの造形サイズを確保している。最小造形ピッチは50μmだ。Z軸両持ちテーブルでリニアガイドを組み合わせており、直線性と安定性を確保する。 精密性と耐久性を併せ持つステッピングモーターによって高精度の制御が可能になり、0.4mmの銅ノズルは特殊加工によってフィラメントのつまりを抑えたとしている。ノズル上部にはヒートシンクおよび2つのファンを装備してフィラメントを急速冷却し、積層された樹脂を素早く硬化させ、造形品質を高めている。
DOBOT Moozは、ヘッドを3Dプリンター用からレーザー彫刻用やCNC彫刻用のアタッチメントに入れ替えることで、1台3役に対応する複合工作機だ。2018年2月にMakuakeで先行販売したモデルに一部バリエーションを追加しての一般販売となる。 本体サイズは、285×285×318mm(デルタ型3DプリンターMooz-3は、φ350×325mm)とコンパクトで、主な素材はアルミニウム合金だ。コントロール用に3.5インチLCDタッチパッドを備える。 3DプリンターはFFF方式で、主なスペックはノズル直径が0.4mm、レイヤー精度が50~300μm、成形サイズは130×130×130mm、プリント速度は毎秒10~80mm、ヒートベッド温度は50~100℃、対応フィラメントは1.75mm径のPLA、ABS、PC、FLEXだ。 レーザー彫刻のスペックは、作業範囲が130×130mm、レーザー出力
GEは、これまでPlatt & Whitneyの独壇場だった小型ターボプロップエンジン市場に参入し、2020年のサービスインを目標にTextron Aviationの新型ビジネス機「Cessna Denali」に搭載するターボプロップエンジンを開発中だ。 「Catalyst」と名付けられた新型エンジンの軸出力は850~165SHP。製造に3Dプリンティングを導入することにより、高度な設計と部品点数の削減が可能になったという。Catalystでは、チタンやアルミ、スチール製の複雑な部品の製造に3Dプリンターを用いており、同社によれば855個の部品を12個のコンポーネントで置き換えるなど大幅な部品点数の削減に成功したという。これにより最大20%の燃料消費削減と、同クラスのエンジンに比べて10%の出力アップを実現している。 Catalystは、新開発の推進統合システム「FADEPC(Full A
普通なら高くて手が出せないツールを安く自作してしまうというハックは、みんなも大好きだろう。Adam Fleischは、5ドルのHarbor Freightエアガンと、77セントのフィッティングと、ペットボトルを使って激安だが、かなり使えそうなサンドブラスト・ガンを作り上げた。 唯一面倒なのは、1/2インチのノズルにグラインダーで穴を開ける作業だ。だが難しいことはない。あとは、ペットボトルの口に穴を開けて、サンドブラスト用の研磨剤を入れて、吹き付けるだけだ。 どれほどの耐久性があるかは不明だが(たとえば使用中はボトルを手で支えていないといけない)、一時的な目的で使用したいなら十分だろう。どちらにせよ、コストも時間もそうかからないのだから、試してみて損はない。 FleischのInstructableも見て欲しい。 更新情報:開放された環境でガラスの研磨剤を吹き付ける場合の健康上の問題について
XYZプリンティングは、FFF(熱溶融積層)方式3Dプリンター「ダヴィンチnano」の予約販売を同社Webサイトにて開始した。 ダヴィンチnanoは机の上にも配置できるコンパクトなサイズの3Dプリンターだ。本体寸法はダヴィンチminiのおよそ60%にあたる378×280×355mmで、製品重量は4.5kg。最大造形サイズは120×120×120mmだ。 3色LEDライトにより、現在のプリントステータスを表示できる。スタンバイ状態ならグリーン、ストップ中はレッド、プリント中はオレンジに点灯する。 ワンボタン型インターフェースを採用しており、シンプルな操作で3Dプリントが可能だ。また、最新のXYZmaker Mobileアプリに対応しており、3Dモデリングデータ作成やダウンロードの他、直接ダヴィンチnanoへのデータインポート/出力もできる。STLファイルに加え、XYZ形式(.3w/.nkg)
こんにちは、無駄なものを作っている藤原麻里菜(@togenkyoo)です。 木の葉が舞い散り、去りゆく秋が惜しまれる今日このごろですが、いかがお過ごしですか? 私は、クーポン券を恥ずかしくて使えずにいるうちに、使用期限が切れてしまって後悔するという日々を過ごしています。 「大盛り無料」や「トッピング1品サービス」などクーポンを配っている飲食店は多いです。そして私はそれらを大切に財布の中にしまっているのですが、使ったためしがありません。ラーメンは普通盛りじゃ物足りないし、味玉をトッピングしたくなるにもかかわらず、クーポンを使うのを躊躇してしまいます。なぜなら、私の心に住んでいるパリス・ヒルトンが「ちまちまクーポンなんて使って恥ずかしくないの?」と囁いてくるからです。 確かに、パリスの言うことも分かるんです。財布からまごまごとクシャクシャのクーポンを出すのはちょっと恥ずかしいし、面倒だし。そも
DIY向け 3軸CNCミリングマシン「Geatronic CNC」がKickstarterに登場し、出資を募っている。 Geatronic CNCは、Dremel製ロータリーツールを加工ユニットに使うことで価格を抑えたDIY向けCNC加工機だ。フレームにはウッドを使用し、ライナーベアリングレールやリードスクリューレール、「Nema 17」ステッピングモーターなどから構成されるシンプルな構造が特徴だ。 試作段階ではロータリーツールはホースクランプで固定されており、他のルーターツールへの換装可否など詳細は不明だ。加工できる素材は、ウッド、プラスチック、フォーム、PCBなどとしている。 現時点で読み取れるスペックは、加工エリアは約610×910mm、加工高さは約60mmで、精度やコントロールソフトウェアなどは不明だ。 Geatronic CNCの価格は470ドル(約5万3500円)で、Kicks
Kappaは、ユニボディのアルミニウム製フレームとプリントベッドを中心に構成されるシンプルな縦形の3Dプリンターだ。ホットエンド部の保持にスコットラッセルの厳正直線運動を使ったアームを用いるなど特徴的なデザインを採用する。スコットラッセル機構とオープンボディ形状を採用することで、安価ながら本体サイズに対して十分大きい200×200×200mmの造形エリアを実現している。 組み立て式で、メインフレームと他のモジュールは6本のスクリューで固定、モーターやPCBボードなど電装部品はユニボディ構造の中に格納でき、5分ほどで組み立てられるという。取り外し可能なヒーテッドベッドはマグネットホルダーで簡単に位置決めできるため、再度取り付ける際のキャリブレーションは不要だ。 本体サイズは350×350×650mmで、重さは6kg、プリントエリアは200×200×200mm。積層ピッチは50~350μmで、
スマートフォンから簡単操作で出力できる小型3Dプリンター「Sculpto+」がKickstarterに登場し人気を集めている。 Sculpto+は、前モデル「Sculpto」の「誰でも楽しめる」というコンセプトを継承し、さらに改良を加えた新モデルだ。特徴的な外観は同じで、ステッピングモーターでプリントベッドを回転させながら造形する独自の「バイポーラ」印刷方式を採用している。押出器はE3Dホットエンドだ。 Sculpto+は、簡単操作にこだわってUSB接続やSDカードによるデータ送信を排除し、iOS/Android対応アプリかPCのウェブアプリからWi-Fi接続でダイレクトに操作する。印刷データは本体の内蔵メモリに転送されるため、Wi-Fi接続が切れてもプリントを継続できる。 アプリから様々な3Dモデルを選択して簡単にプリントできるが、自分で作成したSTLファイルも出力が可能だ。その場合も、
BS CUBEは、初心者でも簡単に利用ができるよう、短時間でのセットアップ、LCDによる簡単操作、細かな調整を不要とした普及モデルの3Dプリンターだ。手軽に利用できる3Dプリンターとして、設計データの形状確認を頻繁に行うエンジニアやデザイナー、また3DCADを学ぶ学生やファブスペース向けといったユーザー層をターゲットとしている。 USB2.0経由での印刷に加えてPC接続が不要なSDカードによるスタンドアローン印刷に対応したり、折り曲げることで容易に造形物が取り外せるようマグネット式テーブルを採用するなど、簡単操作のための機能を搭載している。ソフトウェアはRepetier-HostとCuraに対応する。 BS CUBEの本体サイズは210×195×279mm、重量が2.8kg。造形サイズは110×110×125mmで、積層ピッチは100~400μm(推奨200μm)だ。1.75mm径のPLA
ケース2:○○過ぎる 何ごとも、「極端に○○過ぎる」のはよくないものですね。切削加工だって同じです。 先ほどの隅Rの観点からすれば、「Rが小さ過ぎる」、あるいは「形状が深過ぎる」というのがビビりの原因となることは理解できたかと思います。 それ以外にも、「肉厚が薄過ぎる」「突起部分が長過ぎる」「硬過ぎる」など……、「○○過ぎる」困った図面に筆者たちが遭遇することがしばしばあるのです。 薄過ぎる 例えば、簡単なようで難しい例です(図8)。 「300mm×300mm×t3.0mmの板を製作してほしい」とのご要望。ただし、「素材はSUS304で平面度0.02、平行度0.02以下」――これ、確実に反りが発生します。 素材にはもともと素材成形時の残留応力が存在します。 ここで、さらに切削加工により物理的な力が加わりますので、工作機械に取り付けているときは平面度が出ていても、取り外したとたんに反りが生じ
「専門用語を知ろう!(Learn the Lingo)」へようこそ。このシリーズは、専門的なスキルを身に付ける上で役に立つよう、基本的な用語を解説するものだ。新しい技能を学ぼうとするとき、専門家が使う用語がわからず混乱することがよくある。たとえば、「フック(hook)」は、縫い物とフライフィッシングの世界とではまったく違う意味で使われる。 今回の専門用語は機械工作に関するものだ。特に、金属を特定の形状に切り出すときの用語を紹介したい。これは金属を特定の形に切り出すときに使用される。木工用のフライス盤や旋盤でも同じ言葉が使われることがあるが、ここでは金属加工を行うものとして扱う。 私は、TormachのChris Foxtoに会い、協力を求めた。Tormachは2002年に設立された、ホビーストなどの一般の人間が安く使える加工機械を提供している会社だ。彼らの作るマシンは、プラスティックからチ
製品情報旋削工具旋削用インサートCBN&PCDインサート外径加工スモールツール内径加工溝入れ/突切り加工ねじ切り加工HSK-T工具回転工具ソリッドエンドミル/ヘッド交換式エンドミル回転工具用インサートカッタツーリング穴あけ工具ブローチブローチ環境調和製品ツーリングエクスプレスリサイクルシステムWebカタログお知らせ新製品情報イベントセミナー/ウェビナー展示会キャンペーンソリューション産業別ソリューション自動車産業航空機産業医療産業風力発電産業小物高精度ソリューション製品ラインナップ自動旋盤加工の課題と対策事例紹介振動切削Webサンプルのお申し込み目的別ソリューション技術サービス教育サービス技術情報/計算式お使いになる前に切削工具とは?切削工具製品の安全について切削工具の仕様上の注意事項旋削工具を見直したいお客さまへ旋削工具旋削用インサート旋削用CBN&PCDインサート外径加工スモールツール
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