朝日新聞 収支低迷で英字新聞撤退 朝日新聞社は18日、日刊英字新聞「ヘラルド朝日」の発行から2月末で撤退する方針を明らかにした。収支の低迷が理由。ヘラルド朝日は、3月1日からインターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)社が発行元となり、朝日新聞の英文記事の紙面はなくなる。 朝日新聞は英語ニュースについて、すでに電子端末や多機能携帯電話向け配信を始めており、紙面からの戦略的撤退によって「国際発信を強化する」としている。 ヘラルド朝日は、朝日新聞とIHTが提携して2001年4月から発行し、最近の公称発行部数は約3万3千部という。