韓国の食品メーカーが製造して日本にも輸出されているインスタントラーメンの原料から、基準値をわずかに超える発がん性物質が検出され、メーカーは26日から韓国国内で商品の自主回収を始めました。 メーカーでは健康に影響はないとしていますが、日本国内でも自主回収を行うことにしています。 韓国の食品医薬品安全庁は25日、韓国で製造されたかつお節の粉末から、発がん性物質の「ベンゾピレン」が、韓国での基準値をわずかに超える値で検出されたとして、この粉末を原料に使っている食品9種類を自主回収するよう製造メーカー4社に命じました。 自主回収の対象には、韓国の大手食品メーカー「ノンシム」のインスタントラーメン「ノグリラーメン」など6種類が含まれており、ノンシムは26日から韓国国内のスーパーなどで回収作業を始めました。 このうち「ノグリラーメン」は日本にも輸出されており、ノンシムの日本法人では、検出された発がん性