広島県府中町の中学3年の男子生徒が自殺した問題について、学校がまとめた報告書が明らかになりました。自殺した生徒が万引きをしたと事実誤認をした理由として、報告書では2つの点を指摘しています。 調査報告書では、自殺した生徒が万引きをしたと事実誤認をした理由として、2点を挙げています。 1点目は、自殺した生徒とは別の2人の生徒がコンビニエンスストアで行った万引きについて、当時対応した教諭が生徒指導担当の教諭に口頭で伝えたことです。対応した教諭は2人の生徒の名前を名字だけで伝え、それを聞いた教諭は2人のうち1人の名前を、誤って自殺した生徒の名前でパソコンに入力していました。聞き間違えたのか、入力ミスだったのかなど、なぜそうしたのかという詳細な状況は不明だとしています。また、2人の生徒は「3人で来た」と話しましたが、その3人目も自殺した生徒とは別の生徒で、自殺した生徒は現場にさえいませんでした。 2