「ダリク」としても知られる紀元前5世紀の金貨がトルコ西部の都市で見つかった/Sepia Times/Universal Images Group/Getty Images/FILE (CNN) トルコ西部に位置する古代ギリシャ時代の都市の発掘中に、高価な金貨の入った容器を含む考古学上の遺物が複数見つかった。いずれも紀元前5世紀のものとみられる。 金貨が発見されたのは古代ギリシャの都市ノティオンにある紀元前5世紀の邸宅の床下。意図的に埋められた公算が大きく、米ミシガン大学の報道向け発表によると、当時活躍した傭兵(ようへい)と関連する可能性のある遺物だという。 ミシガン大学で古代地中海美術と考古学を専攻するクリストファー・ラッテ教授は、大量の金貨を埋める以上、後で掘り出す意図があったはずだと指摘。床下に残された理由は、持ち主に重大な不運が起きたということでしか説明できないと述べた。同教授はノテ