[シンガポール、ロンドン発]世界最大級のフィンテック(金融とテクノロジーの融合)・イベント「マネー20/20」が3月13~15日にシンガポールで開かれました。「未来マネーの祭典」がアジアで開催されるのは初めてのことです。 シンガポールの金融街(筆者撮影)イギリスに次いで規制の枠組みを柔軟にしてフィンテックの開発と活用を促進する「サンドボックス」制度を導入、東南アジアのフィンテックハブを目指すシンガポール。 アジアや世界から集まった超スマートなテクノロジー・スタートアップの中で日本の若者も注目を集めました。スマートフォンのお支払いアプリ「Origami(オリガミ)Pay」の康井義貴・代表取締役社長(Founder&CEO)もその1人。 アジアの起業家に交じって登壇する康井さん(左から2人目、木村史子撮影)「25歳の時に自分でやるしかないと決意しました。起業したらオンとオフの境界線が消えて、土