新型コロナウイルス感染症の国内における流行はいまだ落ち着く気配がなく、重症者数は増加し続けています。 そんな中、12月1日にGo Toキャンペーンの利用に関連して、65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人に都内を発着する旅行の利用自粛が呼びかけられました。 都知事、都内発着の「GoTo」で高齢者らに自粛呼びかけ…期間は17日までの予定 この方針は感染症対策として妥当なのでしょうか? 「重症者を減らす」という目的そのものは正しい年齢・基礎疾患による重症化のリスク(CDC資料より データはアメリカでの新型コロナ入院・死亡データに基づく)新型コロナで重症化しやすいのは高齢者および基礎疾患を持つ人であることは、これまで幾度となく報道されてきました。 確かに高齢者と基礎疾患を持つ人は、それ以外の方と比較して新型コロナに感染した場合に重症化するリスクが高いことが分かっています。 新型コロナを国内から排除す
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