関連トピックス橋下徹大阪市音楽団のアーティスティック・ディレクター、宮川彬良さん廃止を迫られている大阪市音楽団=20日夜、大阪市北区のザ・シンフォニーホール、伊藤菜々子撮影 大阪市の市政改革で廃止を迫られる大阪市音楽団(市音)の価値を知ってもらおうと、作曲家の宮川彬良(あきら)さん(51)が立ち上がった。「貴重な音を失ってはいけない」と訴えて、5月5日、無料コンサート「GO!GO!市音!大阪市音をほめる会」を開く。 1923年に創設された市音は、全国唯一の公立吹奏楽団だ。無料の市民コンサートや子ども向けの音楽鑑賞会を開いている。専従の楽団員36人は市職員。人件費年3億6500万円(2012年度予算)を市が負担し、橋下徹市長のもとで存続の是非が取りざたされている。 宮川さんは、俳優松平健さんが歌い踊る「マツケンサンバ2」やNHKの音楽番組で知られる。2006年に初めて市音を指揮し、10