今年の年頭に私がまず購入した本は、ネルソン・マンデラの自伝や評伝だった。昨年末の総選挙で自民党が圧勝し、安倍政権が誕生した時点で、これからの長く息苦しい時代を覚悟し、そのような境遇下で平常心を保ちながら生き延び、時代を取り戻したマンデラの生き方に学びたいと思ったのである。 だが、人種差別政策のも…
陸上自衛隊東富士演習場(静岡県)で10月、隊員が89式自動小銃を紛失する問題があり、陸自の警務隊が何者かが持ち去った疑いが強まったとして窃盗容疑などで捜査を始めたことがわかった。 陸自は紛失から2か月以上かけて徹底的に捜索したが発見できず、訓練区域外に持ち出されたと判断し、捜査に切り替えた。小銃に実弾は装填(そうてん)されていなかった。しかし、殺傷能力が高く、陸自幹部からは犯罪への悪用などを懸念する声があがっている。 陸自によると、10月12日午前11時頃、東富士演習場内で訓練中の第35普通科連隊(名古屋市)の男性隊員が、自分の小銃がないことに気付いた。隊員は当時、陣地を構築する訓練中だった。最後に自分の小銃を確認したのは、前日の午前6時頃だったといい、同演習場内を小型四輪駆動車で移動した間に紛失したとみられる。 陸自はすぐに訓練を中止して捜索を開始。しかし、静岡県御殿場市、裾野市、小山町
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐり、安倍政権は24日、国連南スーダン派遣団(UNMISS)に参加している自衛隊を撤退させる検討に入った。現地の情勢が悪化しており、自衛隊のPKO参加条件が満たされなくなる可能性があると判断した。南スーダンから撤退すれば、自衛隊によるPKO活動は休止することになる。 南スーダンでは、首都ジュバで15日に前副大統領によるとされるクーデター未遂が発生。各地で蜂起した反乱軍が大統領派と武力衝突している。自衛隊の派遣部隊は直後からジュバの宿営地内で避難民への医療支援や給水支援を行う一方、宿営地以外での活動を自粛している。 国連の潘基文(パンギムン)事務総長は23日、UNMISSへの増派を国連安全保障理事会に勧告。反政府勢力の動きは活発化しており、道路整備など自衛隊を派遣した本来の目的を達成するのは難しくなっている。 こうした状況から、政権内では「一日も早く
講談社が発行する写真週刊誌「FRIDAY」の安倍政権批判が止まらない。12月20日発売の同誌通巻第1623号のトップ記事『安倍さん、なんでそんなにエライんですか』は、これまでも「FRIDAY」誌が展開してきた安倍政権批判をより一層パワーアップさせており、“あっぱれ”をあげたいくらい読みごたえのあるものだ。 記事では、政治ジャーナリストの野上忠興氏による「安倍晋三首相が“憲法改正”にこだわりつづける理由」の分析を取り上げ、それを“父親や祖父といった血族の「絶対的存在」を批判的に見ることのできない貴族趣味的なセンチメンタリズム”だと説明している。国民の乗った船の舵をあずかる内閣総理大臣の思想の根底が「大好きなおじいちゃんへの敬慕」では、たまったものではない。 また、株価の高騰やささやかな景気回復に目を奪われているうちに、マスメディアやSNSを巧みに使って大衆感情を右へ右へと旋回させてきたそのや
民主党の岡田克也元代表は24日、訪問先のソウルでの記者会見で、安倍政権が南スーダンに国連平和維持活動(PKO)で展開する韓国軍に銃弾を提供したことについて「判断が良かったかどうかの議論はこれからだが、少なくとも主要な野党に対してあらかじめ連絡はあってしかるべきだった」と述べた。
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