国権の最高機関であり、国民から選ばれた政治家が、国の進む道を決めるために議論をする場、”国会”。 首相や閣僚には、国会に出席し、答弁する義務があるとされている。しかし近年の国会では、首相や大臣、副大臣、大臣政務官、政府参考人(官僚)といった政府の代表者が、委員の質問に対し「お答えを差し控える」や「答弁を控えさせていただきます」と答弁拒否する光景を目にするのが増えた。 そこで本連載では、安倍政権の約7年間を「控え」という単語をキーワードに、誰が、どのような質問から逃げてきたのかを検証し、政府が国民に対し何を隠そうとしてきたのかを探っていく。本記事はその第一弾。 本題に入る前に、首相や閣僚の出席義務について説明しておこう。 国会には、議院の最終的な意思決定をする”本会議”と、本会議での最終決定を行う前に、予算・条約・法律案などの議案を専門的に審査する機関である”委員会”がある。 委員会には大き
2020.06.27 航空自衛隊は、これまでF-4、F-15、F-2という三機種の戦闘機を運用してきました。 そのなかでF-4戦闘機は2020年度に全て退役し、F-35に置き換わります。 F-35戦闘機は、高いステルス性を誇る最新鋭の第五世代戦闘機であり、日本が導入するのは、F-35Aと短距離離陸・垂直離陸ができるF-35Bの二機種です。 また、F-15戦闘機は約70機について能力向上させる改修を行い、継続して使用します。 F-2戦闘機は2035年度頃から順次退役していくため、その後継となる戦闘機(次期戦闘機)が必要になります。 次期戦闘機は国際協力も視野に入れながら、日本主導で開発をしていきます。 将来的には、F-35、F-15能力向上機、次期戦闘機の三機種で日本の空を守ることになります。 このうち次期戦闘機は、航空優勢を獲得するため、主として空対空戦闘を行うことを想定しています。 その
いきなり個人的な話で恐縮ですが、6月25日に議員生活20年を迎えました。初挑戦の時、28歳だった私は家族と友人に宣言しました。 人生20年かけて政治にチャレンジする! その歳月が経ったわけです。思えば私も若かった。20年政治に全力で取り組み、区切りをつけようと考えていました。政治家としての歩みは想像していた以上に厳しく志は道半ばですが、これからは政治家人生を終える時を意識して、なすべきことをなしていこうと思います。 思い起こせば、その折り返し点で遭遇したのが原発事故でした。この20年を振り返ると、私の政治家としての最大の仕事は原発事故対応だったと思います。全身全霊で取り組みましたが、今も多くの問題が積み残されています。中でも東京電力福島第一原発にたまっている処理水は、差し迫った最大の課題です。しかし、この問題に取り組んでいる政治家は少数です。 処理水は原発事故の負の遺産であり、この問題に取
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