タグ

ブックマーク / courrier.jp (44)

  • 緊迫を深める隣国でも「人間」が生きているということ|北朝鮮からみた「日本」と「世界」

    メディアから毎日のように流れてくる北朝鮮のニュース。ミサイル、核実験、拉致問題、そして米・中・露のパワーゲームと、この国にまつわるニュースが尽きることはない。 しかし、ニュースで語られる対象は、北朝鮮という国の体制か、あるいは金正恩氏をはじめとする党幹部で、現地に暮らす一般の人々の声を聞く機会はまったくと言っていいほどない。 北朝鮮の人々は現状について何を思い、そして日をどう見ているのか? 日とこの国の間に横たわる問題に私たちが向き合うには、メディアが報じない一般の北朝鮮市民のことを知る必要があるのではないか。 長年北朝鮮に関わってきたNGO職員や、平壌の若者たちと直接会って話してきた日の大学生の体験を聞き、新たな視点で日朝関係を考える。

    緊迫を深める隣国でも「人間」が生きているということ|北朝鮮からみた「日本」と「世界」
    the_sun_also_rises
    the_sun_also_rises 2017/08/29
    市井の話と安全保障の話がごっちゃになっている。核兵器開発は国際的に許容できずそれを日朝の一市民問題にすり替える議論は全く無意味。北朝鮮が核兵器を破棄した後にようやく市民交流はできる。今は戦争の一歩手前
  • 緊急現地ルポ 暴動だけではない! 大統領就任式で見た意外な「応酬」│津山恵子

    怖いと思っていたトランプ派は静かに就任式を迎え、多様な人種が集まるため「許容範囲が広い」と思っていたリベラルな反対派は、一部が過激化した——。しかし、対立する両者がたまたま一堂に会したことにより、不思議な対話もあちこちで起こっていた。ジャーナリスト・津山恵子によるトランプ就任式の緊急レポート。 「歴史的とは、こういうことかもしれない」と、目を見張った。 1月20日、米首都ワシントン。就任式を終えたドナルド・トランプ大統領が、ホワイトハウスに移るパレードを待っていたときだ。現場となるペンシルベニア・アベニュー沿いに数十万人が集まり、警備の鉄柵に寄りかかり、広場の階段に腰掛けて、寒さに耐え、新大統領が専用車で通るのを待っていた。 その間、トランプ支持派と、トランプ反対派の人々が、「会話」しているのを何度も見た。もちろん、半ば口論に発展したものも見た。しかし、決していがみ合ったりせずに、「辛抱強

    緊急現地ルポ 暴動だけではない! 大統領就任式で見た意外な「応酬」│津山恵子
    the_sun_also_rises
    the_sun_also_rises 2017/01/22
    米国の分断に責任があるのはトランプなのか?オバマなのか?僕は両方だと思う。オバマが放置増大させた分断をトランプが利用した。だが国内を分断して利益を得る国民はいない。双方の歩み寄りこそ米国民全部の利益。
  • 「民主主義は厄介。でも、これが民主主義」 | 田中淳子「NHK『国際報道2016』の現場から」

    「最大の敗者はメディア」 どこから始めたら良いだろうか……。この連載を始めて以来、こんなに筆が重く、進まなかったのは初めてだ。 いくつか理由がある。まず、反省の弁から。今回の米国大統領選挙で、「最大の敗者はメディア」とも言われている。私自身、トランプ勝利を予測できなかった。今もその意味を自問しつづけている。 正確に言うと、トランプ勝利の可能性を頭では理解していたつもりだ。選挙分析で定評あるネイト・シルバーは、投票日直前、「クリントン勝利の確率が3分の2」と予測し、私もそれを番組で伝えていた。ヒラリー・クリントン優勢ではあるが、トランプ勝利も3分の1あるということだ。番組制作陣も「まさか」に備え、2バージョンの構成案を用意してくれていた。 ただ、正直なところ、「最終的にはヒラリーが勝つだろう」と心の中では思いながら、その日を迎えていた。 クーリエ・ジャポンの特集「世界が報じた『トランプ大統領

    「民主主義は厄介。でも、これが民主主義」 | 田中淳子「NHK『国際報道2016』の現場から」
    the_sun_also_rises
    the_sun_also_rises 2016/11/25
    民主主義は十分機能している。だからBrexitもトランプ勝利も生まれた。問題は民意を受け止めきれない(自分たちが賢いと思っている)エリート層側にある。それを民主主義の問題にすり替えるのは欺瞞だ。だから嫌われる
  • テロリストが軍隊よりも優位に立つ「非対称の戦争」はすでに始まっている

    パリで発生したISによる連続テロでは120名を超える市民が命を落とし、フランスのオランド大統領は「今回のテロは戦争行為」だと強く非難した。 事件が起きる前から、同国を代表する日刊紙「ル・モンド」は、テロの危機が目前にあると警鐘を鳴らす記事を繰り返し掲載してきた。弊誌4月号の特集「これからの『戦争』と『世界』」に転載した「ル・モンド」紙の記事をウェブでも公開する。 1989年のベルリンの壁の崩壊は、人々の期待を裏切って、世界を不安定な新しい時代に引きずり込んだ。 かつて冷戦時代、核戦争の危険は、敵でもありパートナーでもあった米国とソ連の2大国によって慎重に管理されており、世界はきわめて平和で、喜びに満ちていた。敵対するイデオロギーを背景にした紛争は、居心地の良いフランスと欧州大陸から遠く離れたところで行われ、燦々と輝く陽の光のもとで、美しいとさえ思えた。平和は「核の抑止力」という氷のカーテン

    テロリストが軍隊よりも優位に立つ「非対称の戦争」はすでに始まっている
    the_sun_also_rises
    the_sun_also_rises 2015/11/15
    これは正しく21世紀型戦争。国際組織が軍事力を持ち前線も後方もなく全世界が戦場となる戦争。憎悪と流血にまみれ報復の連鎖が続く。これは100年戦争となる。数世紀続くかもしれない。そんな時代に僕らは生きている。