韓国の野党3党は、24日夜、パク・クネ(朴槿恵)大統領の弾劾を求める議案を来月9日までに国会で発議して採決にかけることで合意し、賛成に回る与党の一部の議員を含めると、可決に必要な国会議員の3分の2に達する見通しだとも伝えられていることから、パク大統領が職務停止に追い込まれる事態が現実味を帯びてきています。 大統領の弾劾を求める議案が可決されるには、国会議員の3分の2にあたる200人以上の賛成が必要で、そのためには与党議員のうち28人以上が賛成しなければなりません。これについて韓国メディアは、与党内の非主流派から、現時点で30人ほどが賛成に回る見通しだとも伝えていることから、パク大統領が職務停止に追い込まれる事態が現実味を帯びてきています。 一方、政府から独立した立場で大統領に対する捜査を行う「特別検察官」を任命するための法律が成立したことを受けて、パク大統領は24日、最大野党の「共に民主党