2018年3月12日、【ロックの殿堂】入りも果たしているインストゥルメンタル・バンド、ザ・ベンチャーズのノーキー・エドワーズが腰の手術による合併症で死去した。享年82歳だった。 ザ・ベンチャーズは1972年までの12年間で37枚のアルバムをレコー…
「テケテケ・サウンド」などと呼ばれたギター演奏で知られる米ロックバンド「ベンチャーズ」のギタリスト、ノーキー・エドワーズさんが12日、米アリゾナ州の病院で死去した。82歳だった。ロサンゼルス・タイムズ紙などによると、昨年12月に臀部(でんぶ)を手術後、感染症にかかっていたという。 1960年にベンチャーズに加入。「ダイアモンド・ヘッド」「10番街の殺人」などがヒットした。ノーキーさんのエレキギターは「テケテケテケ…」という擬音語で表現され、一大エレキブームを築き日本のグループサウンズに大きな影響を与えた。欧陽菲菲(68)のシングル「雨の御堂筋」なども作曲。91年にNHK紅白歌合戦に出場した。来日ツアーも多く、10年にバンドメンバーと旭日小綬章を受章。16年が最後の来日となった。 寺内タケシ(79)加山雄三(80)ともたびたびステージ共演した。加山とは、豪華クルーザーに招待されてセッションし
自らを”義賊楽団”と名乗る、ルーマニアの「本物」のジプシー(ロマ)バンド「タラフ・ドゥ・ハイドゥークス」(Taraf de Haidouks) ルーマニアの首都ブカレストの南東、「クレジャニ村」出身の12人編成のバンドで、圧倒的な演奏技術とロック顔負けの熱いライブパフォーマンスが世界的に大人気! 2002年には、ワールド・ミュージック界のグラミー賞である「BBCワールド・ミュージック・アワード」を受賞しており、名実ともに「ジプシー最強バンド」の名を世界に轟かせています。 このアルバム「バンド・オブ・ジプシーズ」は、2001年発表の通算4作目の作品。 2000年のブカレストでのライブ音源を中心に録音された彼らの代表作です。 Taraf de Haidouks この「タラフ・ドゥ・ハイドゥークス」、音の中心はヴァイオリンとアコーディオン、そして、ツィンバロムです。 中心メンバーは、ヴァイオリン
イントロ およそ35年前、自分をブルースの世界に引きずり込んだのがこのロバート・ジョンソンというブルースマンである。ギター弾きの自分はそのときから彼の歌とギターを演奏しはじめ、今に至るまでずっと続けている。その、破格に思い入れのある彼の音楽を、今回は切り刻んで分析しようとしているのである。 なにをしているかと言うと、彼の歌を周波数解析しメロディーの正確な周波数を測定し、これを半音の1/100の単位で譜面化する。次に、この正確な音程に基づいて、電子ボーカルソフトであるVocaloidにそのままその歌を歌わせる。最終的な目的は、ロバート・ジョンソンの平均律12音階から外れる音程(マイクロトーンと呼ばれている)の秘密を解き明かし、その独特のフィーリングを明るみに出すことである。 実は、この分析はアカデミックな世界で仕事として行っているものである。アカデミアでは結局、論文がすべてだが、このページは
1937年にロバート・ジョンソンが発表した「Sweet Home Chicago」という歌がある。 ちょっとブルースを聴きかじったことがある人なら、たいがい演奏したことのある“最も有名なブルースナンバー”の一つだ。 エリック・クラプトン、ブルース・ブラザース、マジック・サム、フレディ・キングなどのカヴァーでも知られているこの名曲は、古今東西、数多のステージでセッションされ、様々なミュージシャン達から愛されてきた。 その曲の歌詞で繰り返される“ある部分”にまつわる謎がある。 現在では、ほとんど「Back to the same old place, Sweet Home Chicago」と歌われている部分が、ロバート・ジョンソンのオリジナルバージョンでは「Back to the land of California, To my sweet home Chicago」となっているのだ。 オリ
まだ朝が寒いですね。 帰りは割と暖かいのですが。 そういえば克服したと思っていた花粉症ですが、やはり克服するということはないようで、今年は花粉が多いらしいのですが、気づかぬ間にツーっと鼻水が落ちてくることがあります。 またコンタクトだと目がしばしばすることも。 しばらくはメガネのほうがいいのかな。 今日はそんなこんなで体調悪くお休み。 どうしよう・・・有休が・・・。 ・・・まあ気にしても仕方ないので気にしない。 さて今夜のジャズですが、久しぶりにオーネット・コールマンでもご紹介しましょう。 1971年のリリースで『Twins』。 1.First Take 2.Little Symphony 3.Monk And The Nun 4.Check Up 5.Joy Of A Toy Ornette Coleman(as) Don Cherry(tp,cor:3) Charlie Haden(b
コンピューターによる機械学習の技術を用いることで、従来とは全く異なる音作りを可能にするシンセサイザー「NSynth Super」の開発をGoogleが進めています。このシンセサイザーは、さまざまな音色が持つ固有の特徴をコンピューターが機械学習で理解し、たとえば「フルート」と「スネアドラム」の特徴を掛け合わせた全く新しい音を生み出すことを可能にしています。 NSynth Super https://nsynthsuper.withgoogle.com/ Making music using new sounds generated with machine learning https://www.blog.google/topics/machine-learning/making-music-using-new-sounds-generated-machine-learning/ NSyn
2013年に他界したルー・リードが1987年に行ったインタヴューの一部が動画として公開されている。 動画はアメリカの公共放送局として知られるPBSが製作したもので、アーティストのインタヴュー音源とアニメーションを組み合わせた動画クリップとして公開するブランク・オン・ブランク・シリーズのひとつ。今回の素材となった取材はワーナー・ブラザーズ、エレクトラ、キャピトルなどアメリカのレコード会社の幹部として活躍したジョー・スミスが行ったもので、スミスはこうしたインタヴューを資料としてさまざまなアーティストと行っていたことで知られている。 冒頭でルーは深夜にもファンが自宅に押しかけてきて閉口すると次のように語っている。 「俺は(ニュー・)ジャージーのどこともしれない荒野に住んでいるんだよ。そんなところに住んでても面倒なことはあるわけでね。大学生とかが見学しに来たりして夜の11時くらいに家に来るんだよ。
2人の人気評論家による3万字超えロング対談「BEST OF THE YEAR 田中宗一郎と宇野維正がナビゲートする2017~2018年の洋楽カルチャー」。前編に引き続き、求められるプロデューサー像の変化や、カルヴィン・ハリスとベックの関係、エド・シーランとUKアンダーグラウンドの活況など、こちらの後編も話題は多岐に及んだ。また、まもなく来日公演が実現するファーザー・ジョン・ミスティとチャーリーXCXにまつわるくだりは、webのみのエクスクルーシブ(初出)となっている。 ※この対談記事は昨年12月24日発売の「Rolling Stone JAPAN vol.01』に掲載されたものです。 テイラー・スウィフトの新作は、あまりにも自己言及的すぎて悩ましい。(田中) ─RSのランキングに再び目を向けると、ロードが2位と大健闘しています。NMEだと彼女が1位でした。 宇野 最初のアルバムは大好きだっ
月日の流れは早いもので、気付けばもう3月。卒業シーズンになりました。 卒業式では、新たなステージへと踏み出す卒業生はもちろん、見送る後輩や先生、成長を見守る家族も、うるっときてしまうもの。特に「仰げば尊し」「蛍の光」などの卒業ソングを歌っているとき、涙があふれてしまった経験がある人は少なくないのでは? ところで、これらの楽曲が卒業式の定番ソングになったのは、なぜなのでしょうか。 「仰げば尊し」「蛍の光」はもともと海外の曲 「仰げば尊し」の原曲はアメリカの「Song for the Close of School」という曲で、「蛍の光」の原曲はスコットランドの「Auld Lang Syne」。もともとは海外の曲なのです。 実際に原曲を聞くと、演奏内容がそっくりなことが分かるはず。日本語の歌詞を覚えているせいで、むしろ、歌詞が外国語であることに違和感を覚えてしまうかもしれません。 「Song
ライオンズダンススロットは、アジアのカジノで非常に人気のあるスロットマシンです。このスロットは、ライオンがアジア文化において神聖な動物であることから、ライオンをテーマとしています。また、ライオンを表現するために、華麗なグラフィックと音楽を使用しています。 ライオンズダンススロットは、5リール、3行、最大30ペイラインのスロットマシンです。プレイヤーは、コインの価値とペイラインの数を設定し、スピンを開始することができます。ライオンズダンススロットには、ワイルド、スキャッター、フリースピンなどの特別な機能があり、プレイヤーに高い支払いを与えることができます。 ライオンズダンススロットは、アジアのカジノで最も人気のあるスロットマシンの1つであり、その魅力的なグラフィックと音楽によって、プレイヤーに楽しいゲーム体験を提供します。このスロットは、初心者からベテランまで、様々なプレイヤーに適しています
クリストファー・マグワイアをメンバーに迎えた5作目『アンテナ』 今年で結成20周年を迎えるくるりが昨年からスタートさせたコンセプトライブ『NOW AND THEN』の第三弾が、5月7日の香川公演を皮切りにスタートする。過去のアルバムを再現する『NOW AND THEN』は、第一弾が『さよならストレンジャー』と『図鑑』、第二弾が『TEAM ROCK』と『THE WORLD IS MINE』と、これまで2作品ごとに行われていたが、今回は「現在進行形のくるりとアルバム『アンテナ』を再現する」というコンセプトになっている。まずは、『アンテナ』リリース当時のくるりを振り返ってみよう。 『NOW AND THEN vol.2』より 『アンテナ』の前作『THE WORLD IS MINE』(2002年)のリリースに伴うツアーの後、ドラマーの森信行がバンドを脱退。映画『ジョゼと虎と魚たち』のサウンドトラッ
『ブルース・ブラザース』(THE BLUES BROTHERS/1980) 音楽を愛する人なら必見!という映画があるが、中でも『ブルース・ブラザース』(THE BLUES BROTHERS/1980)はその筆頭ではないだろうか。今更、解説不要なくらい“マスト”な作品だが、3月5日はジョン・ベルーシの命日でもあるのでその魅力を改めて振り返ろう。 1975年10月にスタートしたTVバラエティ『サタデー・ナイト・ライブ』にレギュラー出演していたジョン・ベルーシとダン・エイクロイド。二人がフロントマンとして立つブルース・ブラザースは、番組のファーストシーズン終了後の76年夏の一つの旅をきっかけにエイクロイドが違法経営するバーで発案され、メンバー集めを経て78年に番組の1コーナーとして開花した(誕生秘話はこちらから)。 その後、ベルーシが主演した映画『アニマル・ハウス』が大ヒット。ブルース・ブラザー
パーラメント/ファンカデリックを率いるジョージ・クリントンが、LSDの害毒やドゥーワップの死、偉大なミュージシャンの見つけ方を語った。 パーラメント/ファンカデリックの創設者、ジョージ・クリントンは「歩くアメリカ音楽博物館」ともいうべき人物である。彼の経歴は50年代、ドゥーワップで始まった(パーラメントも元来はニュージャージー州ニューアークのドゥーワップコーラスのグループだったのだ)。そしてケンドリック・ラマーが活躍する現代までプレイし続け、なおも進もうとしている。 2014年には印象的で忘れがたい自伝『ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝』を刊行した。もっとも彼自身は続編を書くには十分なくらい、今も精力的に活動を続けている。その関心はもっぱら来たるべきドキュメンタリーやニューアルバムに向かっている。ツアー準備の最中にもかかわらず、彼は快くインタビューに応じてくれた。 ―史上最もフ
世界の歴史はロックで歌われていた。ロック・ミュージシャンの視点から歴史を綴る書籍『ロックで学ぶ世界史』がリットーミュージックから2月25日発売。本書では100の歴史的エピソードと、それにまつわるロック・ソングを解説します。 以下、メーカーインフォより ロック・ミュージシャンの視点から歴史を綴るという世界初のコンセプトによる研究書です。1950年代に誕生したロック・ミュージックは、市井の人々にとっての身近な感心事や、当事者目線での主義主張を歌って来ました。本書では100の歴史的エピソードと、それにまつわるロック・ソングを解説します。ロック誕生前の古い年代のエピソードからは欧米の人々にとっての“常識的”な歴史観を伺い知ることができます。リアルタイムな問題について歌われた1960年代以降のエピソードでは、当時の人々が事件をどう捉えていたのか、等身大の視点から感じることができます。“この事件はこん
60年代「ウォーク・ドント・ラン」「ダイアモンド・ヘッド」「ハワイ・ファイブ・オー」などが世界中でヒットし、2008年にロックの殿堂入りを果たしたザ・ベンチャーズのリード・ギタリストだったノーキー・エドワーズが月曜日(3月12日)、腰の手術後もたらされた合併症により亡くなった。82歳だった。 ◆ノーキー・エドワーズ画像 5歳で弦楽器をプレイし始めたエドワーズは、当初、ベーシストとしてザ・ベンチャーズに加入。すぐにギターへ転向し、1968年に脱退するまで数多くのアルバムを発表。その独自の演奏法はギター・プレイヤー達に多大な影響を与えた。 ソロ活動を行った後、復帰と脱退を繰り返し、2012年までザ・ベンチャーズの一員として活躍し続けた。2016年には最後の日本ツアーを行なっている。 エドワーズは昨年12月に手術を受けて以来、感染症と闘い続けてきたという。ザ・ベンチャーズは追悼文の中で「今朝、ノ
僕の一番好きなジャズピアニスト、鬼才セロニアス・モンク。 モンクの何が好きかって勿論、不協和音や独特の間の取り方。こっちの抱くイメージを気持ちよく外してくる音の響き。音が鳴ると思ってるタイミングでは鳴らない。かと思うといきなりギューンとびっくりするグリッサンドとか来る彼の演奏。 ほぼ全編モンクのソロピアノ演奏のこのアルバムはそういうとこがより際立ってて、モンクの良さを存分に感じさせてくれる最高の一枚。 Thelonious Himself セロニアス・モンクジャズ¥1700 Thelonious Himself アーティスト: Thelonious Monk 出版社/メーカー: Ojc 発売日: 1991/07/01 メディア: CD 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (26件) を見る
with Nokie Edwardsドラムを始めたきっかけ・原点となる音楽は、あのテケテケサウンドでお馴染みのザ・ベンチャーズだ。一言で言い表せないくらい、このベンチャーズというバンドは年代とメンバーによって様々なカラーを魅せてくれる。そしてメンバーとしてのドラマーも複数名いる。 初代ドラマー、ジョージ・バビット氏から始まり、ホーウィー・ジョンソン氏、ジョー・バリル氏と素晴らしいドラマーがいたが、大きく分けて3代目オリジナルドラマーの故・メル・テイラー氏と、メル・テイラー氏の息子である現在のドラマー、リオン・テイラー氏のプレイは似ているポイントもありつつ、グルーヴの種類から異なっていて非常におもしろい。 幸運なことに若い頃から、この2人のプレイを含めてベンチャーズ音楽の詳細を学ぶ機会に恵まれたため、様々なベンチャーズのサウンドスタイルからの影響を大いに受けることが出来た。そして日本滞在中に
昨年、DAOKOとコラボした映画主題歌「打上花火」が大きな話題となり、MV再生回数1億回を突破した米津玄師。自身のアルバム『BOOTLEG』も、累計30万枚を超える大ヒットを記録した。ニコニコ動画出身の米津は、これまでもCMや映画、アニメ作品のテーマソングなどを手がけてきたが、新曲「Lemon」が初のドラマ主題歌に(TBS系金曜ドラマ『アンナチュラル』)。先行配信された同曲は、3/19付オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングで4週連続で1位、累積50万DL突破と絶好調だ。当初はネットユーザーや若者を中心に支持を得ていた米津だが、もはやその広がりは全世代をも巻き込みつつある。新たなステージに立とうとしている米津、現在の心境を聞いた。 【写真】その他の写真を見る ◆若者だけでなく全世代が支持、「このやり方は間違っていなかった」 ――米津さんはニコニコ動画出身。昨今、このような動画サイト
ジミ・ヘンドリックスの新作『ボース・サイズ・オブ・ザ・スカイ』のリリースを記念して、新ビデオが公開された。 ジミ・ヘンドリクスの未発表音源が収録された、新作『ボース・サイズ・オブ・ザ・スカイ』用に、ヘンドリクス生前最後の作品『バンド・オブ・ジプシーズ』未収録の音源が公開された。 日本では3月14日に発売されるジミ・ヘンドリックスの新作『ボース・サイズ・オブ・ザ・スカイ』のリリースを記念して、エクスペリエンス・ヘンドリックスが「ラヴァー・マン」の未発表バージョンの新たなビデオを公開した。 ジョン・ヴォンドラセックが監督したこのビデオには、ヘンドリックスがバンド・オブ・ジプシーズと共に「ラヴァー・マン」を演奏している記録映像に加え、ヘンドリクス自身のホームムービーやスタジオ写真、サイケデリックな画像などを組み合わせたモンタージュで構成されている。 ヘンドリックスとバンド・オブ・ジプシーズのベー
カセットテープがハイレゾ相当で再生できるCDラジカセ。てーぷがはいれぞ……って?2018.03.13 20:1116,556 ヤマダユウス型 正解はアップコンバート。 東芝エルイートレーディングのオーディオブランドAurexが、カセットテープをハイレゾ相当再生できるCDラジカセ「TY-AK1」と「TY-AH1」を発表しました。レコードしかり、アナログメディアがアツい昨今、再生機器もリブートしていかねばというこの風潮、良さみです。 両機種ともテープ、CD、FMワイド、SDカード、USBメモリーでの再生に対応。TY-AK1はハイポジの再生と録音ができて、TY-AH1はPCとのダイレクト接続やBluetoothに対応したりと、微妙に性能が違うみたいです。SDカードとUSBメモリーの再生については、192kHz/24bitのFLAC、WAVファイルの再生が可能。40kHz以上の高域も再生できる20
1950年代から60年代にかけての活躍の中で「ジャズ」を大衆娯楽音楽から芸術音楽へと高め、晩年にはモダンジャズからフリージャズへと「深化」した孤高のサックスプレイヤー、ジョン・コルトレーンの音楽は時に混沌と瞑想の世界にあるともいわれます。そんなコルトレーンがある音楽家に送っていた手書きのメモが残されており、音楽を「数」の観点から理解するアプローチを行っているルーカス・ゴンゼ氏がそのメモについて分析しています。 Coltrane Pitch Diagrams – Lucas Gonze – Medium https://medium.com/@lucas_gonze/coltrane-pitch-diagrams-e25b7d9f5093 1990年代半ば、ゴンゼ氏はバークリー音楽大学の書店でニコラス・スロニムスキーが記した「Thesaurus of Scales and Melodic P
「音楽は絶対、新しくなけりゃ意味がない」ーーそう言い切るのは、国内外で高い評価を受ける気鋭のトラックメイカー・Seihoだ。関西のアンダーグラウンドシーンで異彩を放ち、音楽評論家・阿木譲から美学を受け継いだ彼は、どんな発想で音楽に向かってきたのか。電子音楽に目覚めたきっかけから、彼が思い描く音楽の未来図まで、音楽ジャーナリストの柴那典が聞く。(編集部) ジャズプレイヤー志望から、電子音楽の道へ ――そもそも、なぜSeihoさんは今のスタイルでエレクトロニック・ミュージシャンとしての表現や音楽活動を始めたんでしょうか。 Seiho:基本的に小学校ぐらいから音楽はずっと好きだったんですけど、音楽は友達というより両親とのコミュニケーションツールだったんです。家でご飯を食べてるときに音楽が流れていて、その話を父親や母親とするみたいな。 ――お父さんやお母さんは、わりとコアに音楽を聴いているようなタ
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