『ザ・マスター』を観た!!!!!!! 予想していたような作品ではなかったけど、間違いなく大傑作だった!!!!!! トロント映画祭その9 ポール・トーマス・アンダーソンの新作『ザ・マスター』を観た。観終わったあと、しばらく呆然としてしまう作品だった。今一体何を観てしまったのかと心が奪われて、即座に何と反応していいのか分からない作品だった。 『ザ・マスター』はこれまで何度も繰り返し観てきた何本もの予告編から想像していたような内容とは全然違っていたが、しかし、その期待と予想を遥かに上回る大傑作! サイエントロジー、またはカルト宗教が、描かれているということで早くから話題になっていたわけだが、実際は、そんなことはちっぽけな入り口でしかなくて、ここで彼が描きたい本当のテーマを描くために都合が良かったので借りた枠組み、でしかなかった。 本当はじっくりと書きたいのだけど、まだ上手く書けそうにないので、と