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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/du-rhum (8)

  • 『ソーシャル・ネットワーク』(東京国際映画祭オープニング作品) - ラムの大通り

    (原題:social network) ----これって、いま全米でスゴく話題になっている映画だよね。 東京国際映画祭でもオープニングを飾るんでしょ。 いったい、どんなお話ニャの? 「いわゆる実話系。 主人公は“フェイスブック”の創始者マーク・ザッカーバーグ。 彼は、インターネット時代のビル・ゲイツと呼ばれ、 アメリカの経済誌フォーブスが発表した2010年版の長者番付では 『世界で最も若い億万長者』とされている」 ----それはうらやましいや。 若くしてそこまで登りつめるってことは、 それだけ才能があったということだよね。 「うん。 ザッカ―バーグはハーバード大学でコンピュータサイエンスを専攻。 映画によると、修復できないほど彼女を怒らせたその夜、 彼はハーバード中の名簿をハッキング、 学生たちの写真を並べてランク付けするサイト作りに没頭するんだ」 ----それって、悪趣味。 「だよね。

    『ソーシャル・ネットワーク』(東京国際映画祭オープニング作品) - ラムの大通り
  • 『レイチェルの結婚』 - ラムの大通り

    ----アン・ハサウェイがアカデミー賞主演女優賞にノミネート? 彼女って最近『パッセンジャーズ』にも出ていたよね。 「うん。そうだよ。 しかし、こう言っては失礼かもだけど、彼女は化けたね。 これはもう一世一代の名演。 まだ、いくつか観ていないオスカーがらみの映画があるけど、 『ダウトーあるカトリック学校でー』のメリル・ストリープより、 アン・ハサウェイに主演女優賞をあげてほしくなった」 ----どういう役を演じているの? 「舞台は『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』と同じコネティカット州。 ハサウェイ演じるキムは、とある施設を出てきたばかり。 2日後に姉レイチェルの結婚を控えているため どうやら、特別に認められたようなんだ」 ----あらら。てっきりアン・ハサウェイが レイチェルかと思ったら違ったんだね。 「そう、これにはぼくもビックリ。 両家の家族など身内の者が集まった祝いの

    『レイチェルの結婚』 - ラムの大通り
  • 『インセプション』 - ラムの大通り

    (原題:Inception) ----クリストファー・ノーラン って 『ダークナイト』でブレイクした監督だよね。 レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が共演。 いったい、どんなお話ニャの? 「うん。 難しそうに見えて 意外やこれは簡単に説明できる。 ディカプリオ演じるコブは、 人の夢の中に侵入してそのアイデアを盗むという 違法行為によって生計を立てている。 その彼の唯一の願いは、離れて暮らす子供ふたりに会うこと。 ある理由から、彼は母国に帰ることができないんだ」 ----ある理由って? 「それが、この映画のキーポイント。 それはあとで触れるとして、 コブは、ある犯罪によって指名手配を受けている。 そんな彼にある“新しい仕事”が舞い込んでくる。 それは、夢に忍び込み、 アイデアを“インセプション=植えつける”こと。 かくしてコブは、仲間を集めてこの不可能と思われる犯罪に挑む!」 ----そのメン

    『インセプション』 - ラムの大通り
  • 『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』 - ラムの大通り

    (原題:Crank : High Voltage) ----えっ。この映画に続編ニャんてありえるの? 確か、前作『アドレナリン』で主人公の殺し屋シェブはヘリから落下して死んだよね。 「やはりスタジオからの要請があったんだろうね。 生みの親はマーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラー。 当初テイラーは、続編に関わるつもりはなく、 脚を書くだけで、監督は別の人に…と考えていたらしい。 ところが台が出来上がると、 誰にも渡したくなくなって、 この作品を監督できるのは自分たちしかいないと、スタジオに掛け合ったのだとか」 ----それは正解かもね。 あのハイスピード映像の積み重ねが生む独自のテンポは、 他の監督にはなかなかまねできるものじゃないもの。 「そういうこと。 あれがなくなったら別の映画、普通のアクションになっちゃうものね。 それでもプレスによると 前回のソニー950ビデオカメラに代わ

    『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』 - ラムの大通り
  • 『アマルフィ 女神の報酬 』 - ラムの大通り

    ----この映画のタイトル、 最近よく聞くようになってきたけど、 アマルフィって、そもそもニャんのこと? 「うん。これはね。 ピサ、ジェノヴァ、ヴェネツィアとともに イタリアの4大海岸共和国として繁栄していた中世の海洋都市。 ギリシア神話の英雄ヘラクレスが、 愛する妖精アマルフィの死を悲しみ 世界でもっとも美しい場所に亡き骸を埋めて町を作ったという 言い伝えがあるとかで、 今も世界一美しい海岸と称されているようだ。 確かに、この映画を観たら行ってみたくなったね」 ----あらら。変われば変わるもんだ。 映画を観る前は、 クリスマスを舞台にした 甘いラブ・ミステリーみたいだって言って 少し身構えていなかったっけ!? 「うん。 ところがこれがなかなか骨太なミステリー。 実は、あの『ホワイトアウト』の原作者真保裕一の書き下ろしだったんだね。 最初は、大手のテレビ局が海外ロケするなんて 彼らにしか

    『アマルフィ 女神の報酬 』 - ラムの大通り
  • 『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』 - ラムの大通り

    (原題:Crossing Over) ----ハリソン・フォード久しぶりだよね? この映画、あまり噂をきかなかったけど…。 「彼にしては、珍しいメジャースタジオ以外の作品。 それこそ有名になって初めてと言っていいんじゃないかな」 ----それって逆に言えば、 どうしても出演したかったってこと? 「そうかも知れないなあ。 この映画のモチーフは、 現在、全米に1100万人以上いるとされる不法滞在者。 タイトルだけ聞くと、 ハリソン・フォード主演のサスペンスという感じがするけど、 これは格的な社会派の作品」 ----そもそもICEってニャんのこと? 「移民・関税捜査局。 2001年の9.11同時多発テロが契機となって 新たに編成された組織。 FBIが全米で1万人なのに対して このICEの捜査員はすでに2万人以上いるらしい。 フォード扮する主人公マックス・ブローガンは 移民問題に関わる法執行官と

  • 『ダークナイト』 - ラムの大通り

    (原題:The Dark Knight) ----これって『バットマン ビギンズ』の続編と考えていいの? 「うん。いいと思うよ。 バットマンことブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)は、 レイチェル(マギー・ギレンホール)と一緒になるためにも 早くこの“闇の守護者”役を降りたがっている。 そしてそのことがこの映画の一つのキーワードとなっていくんだ」 ----えっ、バットマンって あんなにカッコいいのに…。 「そう簡単にはいかないところが この映画の持つ複雑さ。 バットマンがやっていることはいわば自警主義。 法に則ったものではない。 そこに、ゴッサムシティの犯罪を一掃しようとする“正義の味方”、 地方検事のハービー・デント(アーロン・エッカート)が現れる。 しかも、レイチェルは次第に彼に惹かれていくんだから、 ブルースとしてはあせりまくりだ。 そんなところに究極の悪ジョーカー(ヒース・レ

    『ダークナイト』 - ラムの大通り
  • 『テラビシアにかける橋』 - ラムの大通り

    (原題:Bridge to Terabithia) 「いやあ。予想を遥かに上回るいい映画だったね」 ----でも観る前は少し心配してなかった? 「うん。だってあの予告編は 完全ネタバレ。 何が起こるか想像ついちゃうんだもの。 で、やっぱりそうなっちゃった(汗)」 ----でもさ、元々有名な児童文学なんだし、 その悲劇は前提になっているんじゃニャいの? 「そうなんだよね。 分かっていてもやはり泣けるんだから、 やはり、この映画はよくできてるんだろうな」 ----どういうところが気にいったの? 「もう、公開されている映画だから ストーリーは思いっきりはしょっちゃうけど、 このお話は ジェシー(ジョシュ・ハッチャーソン)の通う学校に 風変わりな転校生レスリー(アナソフィア・ロブ)がやってきて、 森の中に"テラビシア"という空想の秘密の国を創り上げるというお話」 ----あれっ。どこかで聞いたよう

    『テラビシアにかける橋』 - ラムの大通り
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