戦後、核実験の標的艦となりビキニの海底に沈んだ戦艦長門がサルベージされ帰港する!! なんてことはなく、長門の一部であった書類が横須賀に帰ってくるという話なんですけどね。 先日、インターネットで海外のサイトを見ていたら、アメリカからこのようなアイテムが売りに出されているのを偶然見つけました。 日本人なら表紙を見て即座にわかるでしょうが、昭和12年6月分の軍艦長門:第一士官次室食卓決算報告、長門乗艦の下級士官達がその月に消費した食費やら雑費やらを記載、領収書を添付して報告した出納帳です。 表紙上部には当時の長門艦長であった鮫島具重大佐と主計長の認印を確認出来ます。 ご存知のように長門は太平洋戦争を生き残った唯一の戦艦であり、横須賀で特殊警備艦として係留・沿岸防御砲台として終戦を迎えました。 この書類は終戦後、横須賀軍港に進駐した米軍が1945年9月3日に基地(艦?)から押収したものだそうで、長