大手電機メーカーの「NEC」は、子会社でインターネットの接続サービスを手がける「NECビッグローブ」を、国内の投資ファンドに売却する方向で最終調整に入ったことが明らかになり、ほかのインターネット接続会社との再編につながることも予想されます。 関係者によりますと、NECは、子会社でインターネット接続サービスを手がけるNECビッグローブについて、投資ファンドの「日本産業パートナーズ」に売却する方向で最終調整に入りました。 両者は今後、売却額など詰めの交渉を進め、早期の合意を目指すことにしています。 NECビッグローブは、平成18年にNECのインターネット接続サービス事業が独立する形で設立され、現在、個人を中心におよそ300万人の会員が登録しています。 しかし、ここ数年はスマートフォンの普及で新規の契約が伸び悩み、事業の環境は厳しくなっていました。 一方、NECと交渉を進める投資ファンドは、NE
【IT】NEC社長の故・関本忠弘氏から広告出稿停止の圧力がかかった日のこと―記事「98帝国が崩壊する日」後日談(2007-12-02) NEC社長を1980年から14年間務めた関本忠弘氏が11月11日に死去した。私も関本氏には何度か取材していろいろな思い出がある。とくに90年10月に日本工業新聞(現・フジサンケイビジネスアイ)に掲載した記事「98帝国が崩壊する日」では関本さんから猛烈な抗議を受け、広告出稿を全面停止するという圧力までかけられた(最後は何とか回避されたが…)。死去された方のことをどこまで書いて良いものかはいつも迷うところだが、この期を逃せば書き残す機会を逸してしまうだろう。事実関係を記録しておく。 私がIT業界を担当したのは、新聞社に入社して1年目が終わる1985年2月から91年1月まで。最初の1年が半導体、残り5年をコンピューター担当としてIBM-富士通の著作権紛争や日米構
NECパーソナルコンピュータは11月12日、Android 4.2を採用した7型タブレットの新シリーズ「LaVie Tab S」(TS507/N1S)を発表。2013年11月中旬に発売する。ラインアップはTS507/N1Sの1モデル。価格はオープン、発売時実売価格は2万8000円前後と予想される。 LaVie Tab Sシリーズは、既存の「LaVie Tab E」シリーズに続くNECパーソナルコンピュータ製Androidタブレットの拡充シリーズ。エントリー層/ホーム層をターゲットにしたLaVie Tab Eシリーズに対し、7.9ミリ厚/250グラムの7型クラスとしてかなり薄く軽いボディを採用し、デザイン性や携帯性を重視する層に向けて展開する。シリーズ名のSは「Stylish」を示すという。 お値段1万円台から、NECよりエントリーAndroidタブレット──「LaVie Tab E TE3
重量約795グラム+2560×1440ドット表示の「うぉぉ」な仕様に生まれ変わった、新「LaVie Z」(高解像度モデル) NECパーソナルコンピュータは10月29日、個人向けPCの技術説明会「Tech Day」を実施。2013年秋冬モデル「LaVie Z」に採用した先進技術とその取り組みの経緯をLaVie Z開発チームが説明した。 2013年秋冬商戦向けの第2世代LaVie Zは、2560×1440ドット表示のIGZOディスプレイを採用した「高解像度モデル」と、タッチパネル搭載+長時間バッテリーを備えた「タッチモデル」の2バリエーションを用意し、モデルチェンジを行った。このうち高解像度モデルは、“限界”を追求した従来モデル(2012年8月発売)の重量をさらに約80グラムも下回る「約795グラム」を実現し、13.3型ノートPCで「世界最軽量」(NEC調べ)の称号を再び獲得した。 インテルが
“Z”が待望のモデルチェンジ、795グラムの超軽量+2560×1440の超高解像度仕様に──「LaVie Z」:2013年PC秋冬モデル(1/2 ページ) NECのスペシャルモデル「LaVie Z」が待望のリニューアル。2013年秋冬モデルは「さらに軽量」「さらに高解像度」「より長時間動作」──など多くの特長とともに、劇的な進化を遂げた。 <即レビュー>700グラム台の超軽量ボディ、さらに「2560×1440 IGZO」だっ──新「LaVie Z」即レビュー ラインアップは2560×1440ドットのIGZO液晶ディスプレイ(タッチ非搭載)+Core i7-4500U+256GバイトSSD仕様の最上位モデル「LZ750/NS」、タッチパネル付きで1920×1080ドットの液晶ディスプレイ+Core i5-4200U+128GバイトSSD仕様のタッチモデル「LZ650/NS」、2560×144
独自性で苦労するスマートフォンメーカー 携帯電話の進歩は、ボディの小型化とディスプレイの大型化がせめぎあう歴史ともいえる。レンガのように大きかった初期のモデルは、その中身の大部分がバッテリーだった。バッテリーが小型になるとボディも小さくなる。しかし、これではディスプレイも狭くなる。2つ折りの携帯電話の登場は、大きなディスプレイと操作に適したサイズのキーパッドの両立のために求められた必然の進化だったといえる。 実装する機能も増強してきた。カメラを搭載し、ワンセグ放送を視聴できるようになり、3Gや4G、そして、無線LANによる高速データ通信で、動画ストリーミングや通信対戦ゲームも快適になった。高画質な映像コンテンツ需要の高まりもあって、現在のスマートフォンでは、キーパッドをディスプレイに統合し、タッチパネルを内蔵した大型ディスプレイがボディ正面のほとんどを占めるようになった。 ただ、サイズに限
前回の記事「均一性のNECと一点突破の日立」で、NECのDRAMプロセスが「病的なまでの潔癖完璧主義の均一性第一主義」であることを紹介した。 2012年のエルピーダメモリ経営破綻、それに続くルネサス エレクトロニクスの官民連合による買収、ソニー、パナソニック、シャープの大赤字、社長交代、大規模なリストラ。これらの派手なニュースの陰に隠れていたが、最近、NECに関する報道が目につく。 どうやらNECが苦境に陥っているようだ。今回は、まず、NECに関する最近の新聞報道を2つ取り上げる。その上で、かつては多くの世界1位や日本1位の製品を生み出し、日本を代表する総合電機メーカーであるNECに一体が起きているのかを考える。 ガラケーだけになったNEC 「NECスマホ撤退へ、“どこもファミリー”終焉」(日本経済新聞、2013年7月18日) 2001年にNECは(後にガラケーと呼ばれる)携帯電話の国内市
NEC、590グラム+LTE内蔵可のビジネスWindows 8タブレット「VersaPro タイプVT」:SMB向けモデルは7万台から/これはTP Tab2……? NECは8月1日、ビジネスシーン向けのWindows 8搭載タブレット「VersaPro タイプVT(VK18V/TG-G)」を発表。同社法人営業を通し、2013年8月下旬より受注を開始、9月下旬~10月上旬に発売する予定。仕様カスタマイズ対応にて、基本構成価格は12万8000円から。 VersaPro タイプVTは、小型軽量、タッチ&ペン操作+外付けキーボードのコンバーチブルスタイル、長時間動作性能、Windows+Office利用可能などを特長としたビジネス業務向けのタブレット製品。既存の12.5型/12.1型サイズのWindowsタブレット「タイプVZ」に加え、より小型軽量で堅牢性能も強化した10.1型サイズも投入し、機動
1 : ネックハンギングツリー(WiMAX) 2013/07/28(日) 09:11:20.95 ID:1qHG+Zwa0● BE:6135739889-PLT(12001) ポイント特典 ライバルはアップルやグーグル…NECブランド存続の鍵はタブレットが握る 2011年7月にスタートし、ちょうど2年が経過したNECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンとのジョイント ベンチャーの取り組みが、新たなフェーズに突入した。 その根拠は大きく分けて2つある。1つ目は、社長交代劇によるものだ。 2013年6月28日付で、レノボ・ジャパンの渡辺朱美社長と、NECパーソナルコンピュータの高塚栄社長がそれ ぞれ退任。両社の持株会社であるLenovo NEC Holdings B.V.のロードリック・ラピン会長が、レノボ・ジャパン およびNECパーソナルコンピュータの新社長に就任した。ラピン氏は、Len
【上栗崇】携帯電話事業からの撤退を決めているNECが、中国・レノボへの事業売却を断念したことが30日わかった。レノボが興味を示している特許や海外拠点などの資産だけを売り、残った資産や人員は他の事業に転用するなどNECが自前で整理する。リストラで多額の損失が出るおそれがある。 レノボ側から29日、携帯事業を手がける子会社の買収を断る回答が届いたという。レノボが2011年にNECから買収したパソコン事業は国内シェア首位だったが、携帯はシェアが低く、技術面でも特徴が少ないためメリットがないと判断した模様だ。 NECは3年続けて赤字に陥っている携帯事業から撤退して不採算事業の整理に区切りをつけ、生産拠点のNEC埼玉(埼玉県神川町)は無線装置や人工衛星関連などの工場に衣替えする方針だ。ただ、事業をレノボに売却する構想が頓挫したことで、NTTドコモなどから数年ほど端末の供給を続けるよう求められ、完
NECがスマートフォンの新規開発を凍結するという一部報道に対し、同社は7月17日、「当社として発表したものでない。市場が急激に変化する中で様々な検討を行っているが、報道された内容について決定した事実はない」というコメントを発表した。 日本経済新聞は7月17日付けで「NEC、スマホ撤退へ レノボとの携帯統合見送り」と報じた。NECがPC事業を統合した中国Lenovoと携帯電話事業についても統合を協議していたが、条件が折り合わず断念。これを受け手単独での事業構造維持は難しいと判断し、スマートフォンの新規開発は「カシオ」ブランドも含めて凍結する方針──という。 NECは子会社のNECカシオモバイルコミュニケーションズで携帯電話事業を展開。折りたたみ式の全盛期に「N」ブランドで知られたNEC端末だが、MM総研によると、NECカシオは2012年度に国内で134万台(前年度比10.1%減)のスマートフ
NECカシオモバイルコミュニケーションズは6月20日、米AT&T向けの法人用スマートフォン「NEC TERRAIN」を発表した。現地時間の6月21日に発売される。 ボディはMIL規格(MIL-STD-810G)準拠の耐衝撃性能とIP67の防塵・防水性能を備えたタフネス仕様で、3.1インチのVGA(640×480ピクセル)表示タッチパネルディスプレイとQWERTYキーを搭載した。メインカメラは500万画素で、30万画素のインカメラも備える。 プロセッサーにはデュアルコア1.5GHzのMSM8960を、またOSにAndroid 4.0を採用しており、8GバイトのROMと1GバイトのRAMを内蔵する。バッテリーは1900mAhで、連続待受時間は550時間以上、連続通話時間は9時間以上になる。 通信面ではLTE/UMTS/GSMに対応。騒がしい場所でも快適に音声通話ができるようノイズ軽減技術を搭載
NECは5月29日、各種屋外業務にも向く堅牢設計が特徴のWindowsタブレットPC「ShieldPRO H11A」を発表した。サンプル出荷は2013年10月、量産出荷開始時期は2014年1月の見込みだ。 ShieldPRO H11Aは、同社製の堅牢モバイルPC「ShieldPRO」シリーズ初となるタブレット型モデルで、OSとして Windows 7 Professional for Embedded Systemsを採用した。屋外での利用に向く耐衝撃設計で、90センチの高さから鉄板への落下試験を実施。またIPx5/x7の防滴、IP6xの防塵性能を備えているのも特徴だ。 ディスプレイは1024×768ドット表示対応の10.4型タッチパネル液晶を装備。反射を低減するAR処理と円偏向フィルタの採用により、明るい屋外でも良好な視認性を確保した。タッチパネルは誤動作の少ない抵抗膜方式を採用、軍手を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く