集積された情報を解析して応用する、いわゆる「ビッグデータ」は医療や犯罪対策への期待が大きい。 すでにアメリカでは、ビッグデータに基づく“犯罪予知”ソフトを使用しているが、その効果とは? パトロール前の点呼で集まってくる警官たちに、担当地域の地図が手渡され、彼らは地図上の赤く囲まれた街の区画へ行くように指示される―。 いま、全米の約60都市で警官たちがこの地図を頼りにパトロールに向かっている。ところが、この地図は警察の犯罪分析官がつくったものではない。つくったのは、「プレドポル」という“犯罪予知”ソフトウェアだ。 このソフトは、独自のアルゴリズムで過去の犯罪データを解析し、巡回時に犯罪が起こりそうな場所を10.20カ所ほど赤い枠で表示する。プレドポルによれば、警官たちが巡回時間の5.15%をその表示区域のなかで過ごすだけで、勘や経験に頼るよりも検挙率が高まるという。 プレドポルを利
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