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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/london (11)

  • 【書評】インテル・インサイドとアップル・アウトサイド――技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ

    妹尾堅一郎『技術力で勝る日が、なぜ事業で負けるのか―画期的な新製品が惨敗する理由』(ダイヤモンド社) 書は、そのタイトル『技術力で勝る日が、なぜ事業で負けるのか』通り、技術力のあるはずの日が、どうしてビジネスの面で負けるのか、についての考察と、そこから得られる処方箋を提示したものである。 考察の中心にあるのは、第3章で紹介されているインテルとアップルのケース。著者は、この2社の戦略について、インテルは、その広告にあったように「インテル・インサイド」と、アップルについては、これをもじって「アップル・アウトサイド」と紹介している。 《インテルは、パソコンにとっても最も重要な中央演算装置(MPU)の中で、演算機能と外部機能とをつなぐPCIバスを徹底的に開発しました。そして、PCIバスの内部技術を完全なブラックボックスに閉じこめたのです》(pp.67-68) その一方で、インテルは、外部と

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    tinsep19
    tinsep19 2014/11/27
    妹尾堅一郎『技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか―画期的な新製品が惨敗する理... via 安藤怜のロンドン灯 http://ift.tt/1rmNE6d
  • 【書評】エコノミストのつぶやき――『日本はなぜ貧しい人が多いのか』:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ

    原田泰『日はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学』(日経済新聞出版社) 書は、ここ数年にわたって、主にジャーナリズムの世界で騒がれてきた数々の経済・社会に関わるトピックを、エコノミストの立場から、入念なデータの分析を基に検証していく。意外な事実に気づかされる読者も多いと思う。 表題になっている「日はなぜ貧しい人が多いのか」については、 《日にはジニ係数に比べて相対的貧困率が高いという問題がある。相対的貧困率とは、所得が低い人から高い人を並べてちょうど真ん中にある人の所得(中位所得)の半分以下の所得しかない人の比率である。》(p.99) と指摘する。著者は、日の相対的貧困率が高い理由として、「個人への所得再配分が少ない」(p.101)ことをあげる。日は、児童手当、失業給付、生活保護などの社会保障給付が他の先進国に比べて少ないため、最終的な可処分所得で不平等が大きくなり

    【書評】エコノミストのつぶやき――『日本はなぜ貧しい人が多いのか』:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ
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    tinsep19 2014/11/27
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  • ボーカロイド利用規約について思うこと・・・・・・続き:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ

    前回のエントリーで、ボーカロイドの利用規約について考察しました。その利用規約から感じ取れる意図は、 ・ボーカロイドの普及促進の妨げになるような使い方はして欲しくない ・歌手や声優など、既存の人間の仕事を奪うような使い方については、できるだけ、その影響を小さくしたい という2点に要約できると思います。そして、この2つの意図を満たすために、おそらく、いろいろなケースを想定した上で、利用規約を設定したように察せられます。そういう意味では、よく練られた利用規約ということができると思います。 今後も、ロボットや人工知能に類する物、あるいは、人間の何かに置き換わるツールが登場してくると思います。そして、それらを、いかに既存の社会への影響を小さくしながら、普及・発展させるか、という点も課題となってくると思います。 そして、そのテスト・ケースとしてみても、このボーカロイドの利用規約は、とても興味深いもので

    ボーカロイド利用規約について思うこと・・・・・・続き:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ
    tinsep19
    tinsep19 2008/03/10
    ボーカロイドの普及促進の妨げになるような使い方はして欲しくない.歌手や声優など、既存の人間の仕事を奪うような使い方については、できるだけ、その影響を小さくしたい
  • 「鏡音リン」は、双子だった:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ

    キャラクター・ボーカル・シリーズ第二弾の「鏡音リン」には、男性バージョンの「鏡音レン」も存在するそうです。女性版「リン」と男性版「レン」の2種類の音声データを持つことになります。 http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv02.jsp 「初音ミク」で製作した楽曲のデータは、リン、レンでも使用可能ですので、オリジナル曲が演奏される数は、一気に3倍となります。この曲はミクがいいけど、あっちはリン、そっちはレンというような最適な組み合わせが、いろいろと試されることになると思います。イラストやアニメのパターンも増えることでしょう。 しかし、年末年始、ニコニコ動画のサーバーは耐えられるのでしょうか? と思ったら、発売元のクリプトンが新しいサイト『ピアプロ』( http://piapro.jp/ )を開設するそうです。

    「鏡音リン」は、双子だった:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ
    tinsep19
    tinsep19 2007/12/05
    「初音ミク」で製作した楽曲のデータは、リン、レンでも使用可能ですので、オリジナル曲が演奏される数は、一気に3倍となります。> ワンソース、マルチユースの好例
  • 「初音ミク」ムーブメントから考えるCGMの弱点:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ

    「初音ミク」ムーブメントにおけるCGM(Consumer Generated Media)について、「効用」という概念を使って考察してみたいと思います。「効用」とは、商品を消費したときに得られる「満足」のことを言います。 現在起きている「初音ミク」ムーブメントにおいて観察されることは、「物々交換」や「財・サービスと貨幣の交換」といった経済学の概念、あるいは「蕩尽」や「贈与」といった人類学の概念では捉えきれない性質のものです。 私は、「初音ミク」ムーブメント、つまりCGMは、「効用の交換」、つまり「満足の交換」によって支えられていると考えています。それも、かなり非対称かつ間接的な「満足」の交換の体系によってなりたっていると捉えています。 まず、どういった「効用」、つまり「満足」が交換されているのか、それぞれの局面について考えてみたいと思います。 (1)視聴者とクリエイターの場合 まず、視聴者

    「初音ミク」ムーブメントから考えるCGMの弱点:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ
    tinsep19
    tinsep19 2007/11/12
    私は、「初音ミク」ムーブメント、つまりCGMは、「効用の交換」、つまり「満足の交換」によって支えられていると考えています。それも、かなり非対称かつ間接的な「満足」の交換の体系によってなりたっていると捉えて
  • 「初音ミク」のイラストの凄い点:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ

    「初音ミク」ブームが盛り上がった要因の一つに、パッケージに使用されているキャラクター・イメージがあげられます。イラストと簡単なキャラクター設定だけを提示して、その解釈は、ユーザーに委ねる、という手法です。 あれについて、「アニメ風の、いわゆる"萌え"絵が受けた」という指摘がなされています。しかし、それだけでは無いと思います。なによりも、あの「初音ミク」というキャラクターは、誰が書いても初音ミクになる、というわかりやすさがあります。 私は、絵心はまったくありませんが、初音ミクを描いてみろと言われれば、描くことができます。髪は緑で、いわゆるツイン・テールで、服はグレー、袖とスカートとストッキングは黒。幼稚園児に、あのパッケージを見せても、初音ミクと認識できるものを描いてくれるでしょう。絵がうまい人が描いても、下手な人が描いても、アニメにしても、3Dモデルにしても、二頭身にしても、「初音ミク」と

    「初音ミク」のイラストの凄い点:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ
    tinsep19
    tinsep19 2007/11/12
    CGM(Consumer Generated Media)においては、「多様な解釈を許容しながら、誰が見ても、それとわかるもの」が、評価されることになります。
  • 結局ホリエモンは正しかったのだなぁ・・・・・・:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ

    「放送+インターネットでもっと楽しく」というのは、堀江貴文氏が2005年1月にニッポン放送買収をしかけた時に示したビジョンだったわけですが……。 あれに対しては、日中が「それだけかよ!」って突っ込みを入れたと記憶しています。しかし、あれから2年半たってみて、ああ、ホリエンモンは正しかったんだなぁとしみじみ思います。まぁ、「もっと楽しく」ではなくて、「放送+インターネットでちょっと楽しく」の方が適切かもしれませんが……。 ブロードバンドが普及した結果、テレビの前のお茶の間の感覚がネットの世界に持ち込まれました。検索ワードランキングの上位を見ても、ニュースサイトのアクセスランキングの上位を見ても、テレビでやっているネタや話題がずらっと並んでいます。雑誌や書籍も、テレビかインターネットを見て企画をたてたものが増えているように感じます(インド数学とか)。 その結果、テレビとインターネットの間で情

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    tinsep19
    tinsep19 2007/10/27
  • Web2.0再考・・・・・・「世界」と、それを取り囲む「世間」:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ

    Web2.0を巡る議論の中で、あまり指摘されていなかった点を考察してみたいと思います。 まず、このことを考えるようになったきっかけになったコラムを紹介します。ちょっと古いのですが、『週刊文春』2006年3月30日号に掲載された堀井憲一郎の「ホリイのずんずん調査」より。 「文章のスタイルは『使わない言葉』で決まる。いい文章は、いい言葉が詰まっているわけではなく、悪い言葉がきれいに排除されてるだけなんですね。これは読んでいるほうにはわかりにくい。それぞれの文章が『どういう言葉を避けて書いているか』というのは、とても注意深く見てないとわかんないですね」 まさにその通り。で、このコラムは、この後、堀井氏が出演していた日テレビの自社宣伝番組『TVおじゃまんぼう』が、「ぜひ、ご覧ください」「おもしろいですよ」というセリフを使わないことになっていた、なぜなら、「そのほうが見ている人の視聴意欲をかき立て

    Web2.0再考・・・・・・「世界」と、それを取り囲む「世間」:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ
    tinsep19
    tinsep19 2007/10/10
  • セルフトラックバック再考:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ

    少し前のことですが、吉川さんが「セルフトラックバック」について、私が昔書いたエントリーなどを紹介しつつ考察されていました。私のエントリーにもトラックバックをくださったのですが、ネタふりしていただいたのに、長らくほったらかしにしてしまいまして、申し訳ありません。ごめんなさい。 ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦 「ブログの濁流に埋没するナレッジを再利用したい(2)」 http://blogs.itmedia.co.jp/knowledge/2006/11/post_eee2.html 安藤怜のロンドン灯「セルフ・トラックバック」 http://blogs.itmedia.co.jp/london/2005/12/__67a8.html それで、「セルフトラックバック」なのですが、ブログはしばしば「簡易日記」というような紹介のされ方をすることがあるのですが、この日記形式であることに対

    セルフトラックバック再考:安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ
    tinsep19
    tinsep19 2007/02/13
  • ソニーエリクソンの挑戦(10)~井原社長インタビュー(資料編):安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ

    私がソニーエリクソンの井原勝美社長(当時)にインタビューしたのは、2003年12月のこと。この時、私は、井原社長は、いずれはソニー体に戻るかもしれないが、少なくともあと1~2年はソニーエリクソンの社長をつとめるだろう、だから、その間に、ソニーエリクソンの設立から、ここに至る間での話を聞くことができるだろう、と考えていました。 しかし、ソニー体を取り巻く状況が許さなかったのか、この数カ後、2004年4月には、ソニー社に副社長として復帰することを発表、ソニーエリクソンの社長は、マイルス・フリント氏に引き継がれました。 井原氏は、ソニーグループのリストラを統括し、2005年には、代表権を持つ副社長として液晶テレビ『ブラビア』を担当と、その後の活躍はみなさんも、よくご存じの通りです。2004年に急遽、ソニー社に呼び戻されたのは、もちろんソニーエリクソンの設立から、経営を軌道に乗せるまでの功

    ソニーエリクソンの挑戦(10)~井原社長インタビュー(資料編):安藤怜のロンドン灯:オルタナティブ・ブログ
  • ソニーエリクソンの挑戦(11)?ソニエリとブラビアの共通点 - 安藤怜のロンドン灯 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

    井原勝美ソニーエリクソン社長のインタビューの内容については、いろいろと検証すべきところもあるのですが、その中でも、一つのポイントと言える部分を考察してみたいと思います。それは、生産面にかかわる部分で 「変動が激しいですからね。市場の。それで、のんびりしたオーダー・ルールでやっていないから。短期ですごくたくさん作ったり、すとんと落ちたり、そういうことがありますから、そういう変動に追随していくということが、なかなか容易なことではないですね。」 携帯電話のようなコモディティ化が激しく、かつ他品種を生産しなければならない商品は、マーケット、それも世界各国のマーケットの動向をにらみながら、どの機種を、どれだけ生産するのかを、瞬時に判断し、厳密に生産・流通させていく必要があります。 また、井原氏は、ソニー復帰後に液晶テレビ『ブラビア』を担当されて、落ち込んでいたソニーの液晶テレビのシェアを回復させたこ

    ソニーエリクソンの挑戦(11)?ソニエリとブラビアの共通点 - 安藤怜のロンドン灯 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
    tinsep19
    tinsep19 2007/01/29
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