私は新卒のときから10年ほどIT業界、ときには会社を移りながらエンタープライズのSI(System Integration)のさまざまな現場で働いてきましたが、システム開発のチーム編成として「アプリケーション担当」と「インフラ担当」に分かれていることが長らく当たり前でした。 最近はAWSをはじめとするパブリッククラウドの台頭、特に抽象度の高いマネージドサービスの普及によって従来型の分業モデルが理に叶わなくなってきたのでは?と感じることが増えたので、ポエムを書いてみます。 みなさんの案件はどんなチーム分けですか? 私がよくいた「エンタープライズの業務システム開発」はこんなフォーメーションが多かったです。 とある社内向けWebシステムの開発体制 ユーザー企業(発注元の会社スタッフ) アプリケーション担当:通称「業務」。要求定義と仕様調整。事業会社だとコードレビューまではしないところが多い印象